モンサントとクリスティーナと食

のんびりとした午後、大家さんとその息子さんにお呼ばれしてたらふくお肉をごちそうになった。そのとき話題に上ったのは、モンサントとクリスティーナ大統領。大家さんが反クリスティーナ派であるのは以前より承知のこと。

ちょうどこの間からモンサント、遺伝子組換え、と言うキーワードで、何ともいえない嫌悪感を抱いていた自分としては、タイムリーで気になる話題であった。

大家さんの話をもとに調べてみたところ、どうやらクリスティーナ大統領が国策として、モンサントに対し、アルゼンチンで遺伝子組換え種子を作る場所と設備を提供しますよー、と言っているらしい。その為に法律も変えるとかなんとか。モンサントはすでにモンサントアルヘンティーナがあって、アルゼンチンで栽培されている大豆のほとんどはモンサントその他多国籍企業の遺伝子組換え種子を使っている。こんどはその種子もアルゼンチンで作ろうと言うのか。

大家さんは、「今の政府は、アルゼンチンの未来を全く考えていない。せっかく私たちが持っているものを全部ダメにしてしまう、遺伝子組換えなんて絶対ダメ」とお怒り。せっかく美しい広い大地があって、自然にできたおいしい食べ物とワインがあるのに、と。

アルゼンチンは未来を作っていく子供たちをみんなで受け入れているような社会で、野菜もお肉もおいしいし、とてもいい国だと思うけれど、この政府の方向性は、あまり詳しくはわからないとは言え、見聞きする限りなんだか支持できないことばかり。20年前の先進国を追いかけている途上国と言う感じで、今はいろんな価値観が変わって違う方向を向いているのに乗り遅れているような、そんな感じを抱いている。シフトしきれなくて間違った方に飛んでいく感じ。

ちなみにわたしは、以前も書いたけれど、モンサントの、というか、ひとつの巨大企業が世界の食を牛耳っていて、なおかつ自社の富を守る為に遺伝子的にコントロールしていること、そしてその囲い込みのやり方があまり好きではないので、遺伝子組換え作物の安全性云々抜きにしても支持したくない、と思っている。つまり、それを国策でやるというこの大統領もあまり支持したくない、と言う気持ちがある。

今はアルゼンチンという国に住まわせてもらっている観光客状態なので、支持するのしないのと言っても説得力がない。まともに働いて税金を払ってきちんと文句が言いたいものだ。

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