公立病院へ行ってみた記録

小さい人が、下痢をしている。熱もあり、夜には39度近くなる。それがもう3日め。収まる気配がないので、病院へつれていった。公立病院へ。

アルゼンチンの公立病院はすべてが無料。アルゼンチン人だけではなく、外国人も誰でも無料。以前はプライベート病院の保険プランに加入していたが、その病院から離れてしまったのを機に保険をやめた。

そんなわけで、今回、はじめての公立病院。いったいどれだけ待たされるんだろうか、と、2、3時間は待つ覚悟で行ってみたが、全く待たなかった。拍子抜け。まぁ、今日は雨だったというのもあるだろうし、ここはカピタルではない、というのもあるだろうけれど。それにしても、ひとりも待っていなかった。

今日の流れはこんな感じ。

  1. 受付で「子供に熱があるんですが」と言う
  2. 手書きで「Consultorio 8 114」と書かれた紙切れをもらう
  3. 直接Consultorio8へ
  4. 中から先生が出てきて「どうぞ」と
  5. 小さい人のDNIを渡して名前と生年月日の確認 -> 先生手書きでノートにメモ
  6. 診察
  7. おしまい、そのまま帰る

無料なので、当然支払いプロセスはない。病院に登録したり、診察券みたいなものを作ることもなかった。しかし、診察券システムはないし、受信した記録(DNI番号とか)が、その先生のノートにしかないとなると、何回か通うような病気の場合、どうするんだろう。カルテのようなものを渡されたわけでもないので、自分でカルテを管理する、というわけにもいかない。そのへんは疑問だけれど、まぁ、あまりシステマチックになっていない様子なので、行くたびに自分の状態を説明することの繰り返しになるんじゃないのかな、と想像する。今回のような簡単な場合は、これくらいシンプルであってもらって全く問題ない。

さて、今回は、小さい人の発熱と下痢。乳幼児にはよくあることらしく診察自体はとてもスムーズにすすんだ。

先生&わたし:こんにちわー
先生:お名前は? DNI見せて -> 先生手書きでノートに記録。
先生:どうしましたか?
わたし:子供に熱があり、うんちはお水みたいで、ご飯をほとんど食べません。
先生:ほんのちょーっとだけ食べる感じ?
わたし:はい。ほんのちょーっとだけ。まだおっぱいを飲んでいるので…
先生:熱は何度くらい?
わたし:38.8とかそれくらいでした。
先生:なんか飲ませた?
わたし:赤ちゃん用のイブプロフェンのリキッドを飲ませました。
先生:ムイビエン。吐いたりする?
わたし:しません。
先生:ペルフェクト。んじゃ、おなかの音聞かせてねー、そこに横にして。 -> 先生おなかの音聞く。
わたし:どうですか?
先生:おなかは変な音はしないわね。これくらいの子供にはよくあることで、なんかのウィルスかもしれない。だいたい1週間くらい熱と下痢が続きます。1週間以上続くことはほとんどないけれど、逆にそれより早くよくなることもあまりありません。ですので、1週間ほど食べ物に気を使ってください。食べさせる物はこれね(と、リストが印刷された紙切れをもらう)。それから、もし血便がでたり、吐いたり、おしっこがちょっとしか出なかった場合にはまた連れてきてね。
わたし:熱にはイブプロフェン飲ませておけばいいですか?
先生:それでいいわよ。
わたし:ほとんど食べないんで心配ですけれど、おっぱい飲んだりしていれば大丈夫ですかねぇ。
先生:だいじょぶ、だいじょぶ。一口食べてやめちゃったりとかいうのもよくあるし、無理に食べさせることないわよ。

食べさせていい物の一覧はこんなかんじ。

  • Agua mineral(ミネラルウォーター)
  • Caldo s/verduras con vitina o arroz(vitinaかお米をお出汁で煮たもの、野菜なし)
  • polenta, fideos, arroz con aceite y queso(トウモロコシ粉、パスタ、お米など、油とチーズで)
  • pure de calabaza(カラバサのピューレ)
  • carne de vaca o pollo bien cocida(よく火を通した牛肉か鶏肉)
  • manzana sin piel(皮を剥いたリンゴ)
  • banana(バナナ)
  • gelatina(ゼラチン)
  • leche con azucar (s/chocolate ni mate)(砂糖入りの牛乳、チョコレートやマテ入れない)
  • 1 o2 tostados con dulce de membrillo(トーストをドゥルセデマンブリーショで)

食べさせていいものが牛肉、というのがなんだかアルゼンチン。野菜がダメというのが意外。

そんなわけで、小さい人の食事はしばらくまともに料理をしなくていいので、ここぞとばかりに自分用にチョリパンを買って帰ってきた。

小さい人は夕食にはおじやを食べてくれて、今朝まで続いていた、食べたとたんにぴゅーっとお尻から出てくる現象もおさまっていて、お水も飲んで、回復に向かっているんじゃないかな、と思う。熱はまだあるけれど。

プライベートの保険をやめるにあたって、公立病院で大丈夫かイマイチ不安であったけれども、今回行ってみてそんな不安も吹っ飛んだ。保険、いらないな、と思った次第です。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中