内蔵をもんでゆすってもらった

以前から気になっていた内蔵マッサージ、チネイザンを受けてきました。

おなかを触ると色々わかるよ、とは聞いていたけれど、施術してくださった方は、私のおなかを見たとたん「あらぁ〜、アンバランス」と一言。それから優しくおなかを触って「悲しみ、不安、ちょっと怒り」なんて言うのです。それから「うんこ、かたいね」と。タイにいると便秘がちです。

噂ではチネイザンを受けると感情が堰を切ったように流れ出して、号泣する人もいるとか。わたしも優しく内蔵を触ってもらって、涙がちょっと出てきました。でも、泣くのがなんだか恥ずかしいのか(頭では泣くことは恥ずかしいことなんかじゃない、どんどん泣けば良いと考えているのだけれど、実際涙が出てくると堪えてしまう)、上手く感情を流しだすことが出来ず。

マッサージを習いはじめて、もう3年目(年に1ヶ月くらいしかならっていないけれど)。マッサージをするのもされるのも大好きだけれど、ずうっと心の中のしこりがとけていない。マッサージで人を癒す前に、まずは自分が癒されないといけないでしょ、と突っ込みをいれつつ、どうやって癒していいのかわからないまま、マッサージ修行を続けていました。きっと、そういう気持ちがあるから、人にマッサージをするときにもどこか申し訳なさを感じてしまうのだろうな。まずは自分がふわふわにならないと。

だから、チネイザンには少し期待をしていたのです。そして、いきなりちょっと涙が出てきたので、これはいけるぞ、私の心のしこりも解けるかもしれないぞ、なんて。そういう打算的なことを頭で考えているのもつかの間、おなかをぐりぐりなでられ、内蔵を揺すられ、指で押し込まれしているうちに、どんどん身体がぽかぽかしてきました。そして、こんなに優しく私の内蔵を触ってくれる人がいるんだなぁ、となんだか不思議な愛を感じたのでした。

マッサージ修行をしていると、修行の先達たちがたくさんいます。皆さんとても勉強熱心で、身体と心にことに敏感で、自分がいかにそういうことを無視して生きてきたのか、反省させられます。お腹を押し込まれ、自分の脈をどくどくと感じるだけでも、あぁ、自分は生物で、生きているんだなぁ、なんて当たり前のことを感じるのに、それすら普段は気づかないで生きているのです。

まだしばらく、マッサージ修行を続けます。そのうちチネイザンも習って、いつかアルゼンチンに帰って開業するんだ。

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