別離の苦しみ

小さい人は今日、はじめてひとりで学校へ行った。スクールバスで。

「今日はひとりで学校に行くんだよ」
「うん」
「ままはおうちでまってるからね」
「うん」
「学校は小さい人の場所だから、ママには居場所がないの。大人用のトイレもないし」
「おとなの?」
「学校いったらなにするの?」
「ぐんもーにん。サワディーカー」
「それから?」
「おくつ」
「そう、おくつぬぐの。それから、もしみんなの靴が散らかってたら揃えてあげるといいよ」
「うん」
「バスひとりでのれる?」
「ままちゃんも」

そんなことを何度も何度も繰り返し言って聞かせていたけれど、それでもときどき「ままもいっしょにいくの」なんて言っていた。

学校のバスが迎えにきて、最初にのせて、「いってらっしゃい!」と言ったときに「なんで?」という顔で振り返った小さい人。そのまま泣き出し、先生に担がれ、バスはスタート。私はご近所様とみんなで「いってらっしゃーい!」

笑顔で送り出せたけれど、辛い。とっても辛い、心配だ。今10時、家をでて1時間ちょっと、小さい人のことが頭から離れない。自分が泣きそう。

私がこんな気持ちなのだから、小さい人の辛さはいかばかりか。ままちゃんのことが片時も頭から離れなくても仕方ない。

サマースクールにはじめて参加したときと今日の違いは、今日はもう学校という環境に慣れているということ。どんな教具があって、日常のルーチーンがどうなっていて、どんな子どもや大人がいるか、小さい人は知っている。ままちゃんとの離別の苦しみの横で、魅力的な教具たちが自分たちを使って使って! と言っているのだ。

学校は好きだけれど、ママがいないのは不安。ジレンマを乗り越えられるかな。頑張れ小さい人! 

しかし小さい人がいないとびっくりするぐらい掃除がはかどる… でも寂しい。

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