親になって2年目、知っておいてよかったと思うことまとめ

まだ親歴2年目のぺーぺーですが、今までの2年間で知っておいてよかった! と思うことをまとめておきます。これからこどもを作る人、小さなお子さんがいる人はもちろん、こどもがいないひとにも知っておいてもらえたら、こどもを見る目が変わるかもなぁ、と思います。

愛着理論と愛着障害

愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)
岡田 尊司
光文社 (2011-09-16)
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愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)」という本より学んだこと。

愛着とは、心理学、進化学、生態学などにおける概念。愛着は生後半年から1年半くらいの間に、母子間(または主となる養育者)に形成される。この時期に養育者が入れ替わったり、あんまりかまってもらえなかったり、むらのあるかまわれ方をしたり… いろいろなことが原因で愛着に傷がつくと、不安定型愛着を形成し、それは一生その人の人生の様々な面で影響する。

うつ、各種人格障害、アスペルガー症候群などと診断される人の多くに、じつは愛着障害が根底にあることが多い。愛着障害のある人は、人との関係がうまく作れないので、仕事上でもプライベートでも人付き合いがうまく行かない。子育てということになればなおさら。そうして代々愛着障害は受け継がれてしまいがちなものらしい。

これは本当に知ってよかったと思う。私自身が愛着障害を抱えているというのもわかったし、それが子供に受け継がれやすいものだというのも理解できた。私がこの本と出会ったのは我が子が1歳半になった頃で、一番クリティカルな生後半年から一年半という時期の最後の頃だった。クリティカルな時期に自分が同子供と向き合ってきたかを考えると、反省する点もあったけれど、それなりに安定した愛着を形成できているんじゃないかともおもう。クリティカルな時期が過ぎても、愛着はまだまだ変化していくので、愛着に傷をつけないようにこどもとしっかり向き合っていこうと思っている。

敏感期

愛着形成もひとつの敏感期かな。敏感期、という概念は、モンテッソーリ教育の基本概念のひとつだ。これを知っているか否かで、こどもに対しておおらかにいられるか否かがけっこう違ってくると思う。

わかりやすく書いてあるのはこの本。

子供は、特定のことを学び取ることに非常に敏感になる時期があって、その時期にそれを学び取るのに最適な環境を用意してやるのがモンテッソーリ教育のやり方だ。 たとえば、若い頃の方が言語はあっという間に覚えられるというのと一緒で、いろんなことにそういった敏感期がある。マリア・モンテッソーリは医者で科学者なので、観察することをとても重要視し、子供を観察し続けた結果、それぞれの能力に対する敏感期を見つけ出した。

敏感期には子供はそればっかりやる。死ぬほど繰り返す。やりたいと頭で考えているわけではなく、まるで身体の内側からあふれてくる衝動と言った方が正しい。例えば、「物を落としたい敏感期」。気づくとソファーと壁の間とか、棚と壁の間とか、そういう小さな隙間に何でもかんでも子供が落としまくる時期がある。それはもうほんとに子供自身そうするしかないくらいそれがやりたい。

敏感期という概念を知らなかったら「何でもかんでも落として掃除するのたいへん! キィーー!」となっていたかもしれないけれど、敏感期のことを知ったおかげで、「ああ今は敏感期なのねー、んじゃ、なんか落とす為のおもちゃを作ろう」という風に考えることがで、親子揃ってストレスがだいぶ軽減された。

環境を整えることの効果

敏感期と通じることだけれど。

子どもは動きながら学ぶ 環境による教育のポイント
相良 敦子 池田 政純 池田 則子
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こどもは基本的に「じぶんでやりたい!」。自分で出来なかったり代わりに親がやってしまったり、禁止されたりすると怒るし悲しむし泣きわめく。それでも自分で出来ない状況が続くと、やりたいというのすら表現しない受動的な子になったりする。「隙間に落としたい時期」にはとにかく心ゆくまで落とすことができるような教具をよういしてやるとよい。

教具だけでなく、日常生活のいろんな点で、出来るだけ自分で出来るように環境を整えてやると、こどもは自分でやるようになる。例えば流しのところには踏み台をおくとか、こどもの手の届く高さに、生活に必要な物をわかりやすくおいておくとか。大人のヘルプなしで出来る環境。

我が子の場合、私が料理をしていると参加したくて仕方がないらしく、キーキー騒ぐので、自分で持ち運べる重さの踏み台を用意し、手の届く高さに子供用の包丁とまな板、スプーンとフォーク、お皿、コップなどをおいたら、だいぶキーキー言わなくなった。

この「環境を整える」というのも、こどもの為でもあるけれど、こどもが満足する結果として親がイライラするような態度を取らなくなるので、双方のストレス軽減にすごく役に立っていると思う。

虫歯は感染症であり、3歳頃までの口内菌バランスが重要

虫歯はばい菌さんがスコップで歯を掘り返しているのではなく、ばい菌さん(ミュータンス菌とか)が糖分を食べて作り出した酸が歯を溶かしているのだと言うこと。つまり、ばい菌さんがいなければ、砂糖をたべまくっても虫歯にならない。人間の赤ちゃんの口内は産まれたときはほとんど菌がいない。人間の口内菌バランスは3歳くらいまででだいたい決まるので、3歳くらいまで無菌状態を維持できれば一生虫歯にならない(くらいリスクが低い)らしい。

しかし、多くの人が虫歯に困っている。そのばい菌さんはどっからくるのかと言うと、親などからの感染。食器や箸などを共用したり、大人が口を付けた食べ物をこどもに食べさせるとか言うことから感染する。

そんなわけで、こどもとは箸その他食器の共用はしないで、できるだけ口内菌の感染を防ぐようにがんばる。私はけっこう頑張った。でもある日、義母が自分の箸でとりわけて娘の口にご飯を食べさせていたのをみて卒倒しそうになった… けっこうみんな気にしないで自分のスプーンで食べさせてしまったりするので、そのたび青くなっている。たぶん娘の口内にはもういろんな菌がいるのは間違いがない。ただ、それでもそれを増やさない努力はすべきだとおもって、まだ頑張っている。

教育の選択肢はけっこう沢山あるということ

自分は日本の学校教育システムに違和感を感じていたひとり。それでも、どっかでやっぱり、学校へ行くのが最善でそこからドロップアウトしたなら別の選択肢でも、くらいの感じで考えていた。

が、学校教育とひとくちにいっても、国によって内容もシステムも全然違うし、日本のが最善かと言うとそういうこともない。だったらそれを最善と捉える必要はないなぁ、と考えるようになった。

子どもが自立できる教育 (小学館文庫)
岡田 尊司
小学館 (2013-03-06)
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わかりやすく書いてあるのがこの本。

学び方には大きく分けると3つのタイプがあって、従来型日本の教育システムにマッチするのはそのうちのひとつのタイプだけ。のこる2つのタイプの子どもたちは、学校に行けば行くほど自分に対する自信をなくしたりするような弊害の方が多いくらいだ、という。私はまさにマッチしないタイプだった。

娘はオルタナティブ教育のひとつと言われるモンテッソーリの学校に入れたが、周囲にはホームスクーリングをしている家庭もけっこう多いし、従来型の学校でうまく言っている人もたくさんいる。それぞれが向いているやり方で学んでいければいいのじゃないかなぁ、と考えるようになった。

「ふぅーん、そうなんだぁ」という能動的な聞き方

いろいろな育児書や親業の本などに書いてあること。また、カウンセリング心理学などでも使われる方法。

こどもが言うことに対して、親の意見や指示などを返さないことによって、問題の所有者をこども側にしておき、かつおうむ返しをすることによって、聞いているよ、といった共感的態度を伝える。

親業―子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方
トマス ゴードン
大和書房
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多くの例と詳細にわたってテクニックが書かれているのはこの本。

子どもの話にどんな返事をしてますか? ―親がこう答えれば、子どもは自分で考えはじめる
ハイム・G・ギノット 菅 靖彦
草思社
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これも非常に参考になりました。

能動的でない聞き方をするとほとんどの場合こどもの反発にあい、親子関係は悪化する。これは現在2歳の我が子でもそうだし、様々な本によると、もっと大きくなってから、思春期以降でも同じ(むしろもっとキョーレツになっていく)らしい。若かった頃の自分を思い返せば、全く以て当然で納得することだ。

きっとほかにもたくさんたくさん、知っておいたらいいことがあるはずなので、こんなのも知っておいたらいいよ! というのがあったらコメントでも残しておいていただけると嬉しいです。

もうちょっと思いついたらまた追記するかも。

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