PMSと毒親

最近PMS(生理の前になると女性の心身に色々出てくる症状です。詳しくはWikipedia先生でも読んでください)のことばっかり書いてます。PMSっていうか糖蜜のことですね。

それだけ私の頭の中は「PMSこわいこわいこわい」状態だということなのですが、糖蜜をとり始めて「もっといろいろ実験したいからPMS症状でろ」くらいに思えるようになりました。って、実際症状でたら、つらいー、しんどー、って言うんでしょうけれど。

さて、PMSがこわいこわい病だったのは、先月のPMSがあまりにひどすぎたからなんですが、このこわさの源は、症状ひとつひとつのしんどさではありません。もちろん症状もしんどいのですが、もしこれが自分ひとりだったらまだましだった。私には子どもがいるのです。

恐怖のねっこは、一言で言うと「毒親になってしまう恐怖」です。

毒親にもいろんな人がいますが、PMS期間中の私はまさに毒親でした。

  • 何が地雷かわからない
  • 突然キレる
  • キレたあとにごめんねとか言って優しくいたわる
  • 子どもが使っているものを取り上げる
  • 子どもがやろうとすることをいちいち阻止する、否定する
  • 突然部屋から出て行く
  • なんだか機嫌も気分も悪そう
  • 炊事洗濯が適当になる
  • ものを乱暴に扱う
  • 相手してくれない

などなど、子どもからみるとこんな親なわけです。これってまさに毒親。突然部屋から出て行く、とかはとにかくイライラが限界を超えて叫んだりものにあたったりするのを子どもに見せないように、ぎりぎりのところで逃げ出しているわけですが、子どもにしたら意味が分かりません。

家事が適当になるのは体調が悪いともうそんなことやってられん状態になり、部屋が片付きません。辛くて横になりっぱなしで、子どもの相手もしなかったりもありました。

ひどすぎる。

でも、PMS期間中は、どうしようもなかったのです。イライラはもうイライラを通り過ぎて、怒りの爆発状態で、自分の意志でコントロールしようとしても全然出来ない。コントロールできないからますます怒る、という悪循環に陥り、とにかくずっとおこっていました。

夜寝る前に「また今日もイライラしてしまった、人間止めたい…」ってなんども思いました。朝起きたら「今日はおこらないぞ」って決意するのですが、起床後30分で怒り爆発でした。

生理が来たとたんこれらがすべて収まり、PMS期間中の自分を振り返って、己の毒親っぷりに戦慄し(PMS中はそういう風に考えられなかった)、これは危険だ、と対策を調べては実験を開始し、今に至ります。

毒親関連の本をいくつか読みました。

不幸にする親 人生を奪われる子供 (講談社プラスアルファ文庫)
ダン・ニューハース
講談社
売り上げランキング: 1,304
毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)
スーザン・フォワード
講談社
売り上げランキング: 484

これらの本は、毒親に育てられた人が大人になってもずっと引きずっているその苦しみから脱却するための本ですが、そこに出てくる毒親たちに自分の姿がかぶりました。毒親はわかりやすい虐待をする親だけでなく、アルコールや薬物中毒だったり、とても面倒を見すぎる親だったり、仮面夫婦だったり、いろいろなタイプがあります。これらの人々を精神疾患とか、中毒患者とか、そういう見方だけでなく、PMSという側面からみることもできるのじゃないか、と自分がPMSになって、そしてPMS期間中に毒親になって思い至りました。

PMSは生理現象で、仕方がない、とは言えない。特に、子どもにしてみたら理由がなんであれ自分の親に傷つけられているわけで、それが心の傷となって一生苦しむことになりかねない。

私も自分の親はもしかしたらPMSだったのかもしれないなぁ、と今自分がなってみてはじめて思い当たりました。PMS中の自分は、嫌いな母の姿にそっくりです。今、そうか母はPMSだったのか、と優しい気持ちで許してやれるかと言うと、複雑です。理解は出来そうです、自分もなったから。でも、子どもの頃に心についた傷は埋まらない。

PMSって辛いです、ほんと。でも、それのとばっちりを受ける人たちも、辛い。子どもならなおさら。

って、自分も「PMS辛いです」と言う声を見聞きして、理解しているつもりでいたわけですが、自分がなるまでわからなかった。だからきっと、PMS持ちじゃない人や、男性はわからないだろうと思う。それは仕方ないと思う。でも、PMS持ちに対して甘えとか、がんばれとか、みんなあるんだとか、あんたは特殊だからとか言うのは意味がない。

男の人がおちんちんを強打すると死ぬほど痛いらしいが、私にはそれがわからない。でも、わからないからといって「それは甘え」とは思わないし、痛いのか、大変だなぁ…と思うだけだ。PMSもそんなかんじに思ってくれたらいいな、と思う。

それから、じぶんがPMS持ちだって気づいてない女性も実は一杯居ると思う。私もひどい症状が出てはじめて気づいたけれど、考えてみればそれ以前もそれなりにイライラや体調不良はあった。それがPMSだってわからなかった頃は「自分はダメだ….人間止めたい…」ばっかり思っていたけれど、今は「ホルモンやろうめこんちきしょう」くらいに思えそうだ(どうだろう)。まぁ、そう思えなくとも、頭で「これはPMSだ、軟化対策とろう』と思えるようにはなった。

何が言いたいかと言うと…

PMSって治療の対象だって言うのをふつーに認識されるようになるといいなぁ…ということでした。

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