親に反抗ばかりする子どもも実はコントロールされている – 毒になる親

積ん読本もなくなったので、既読本を引っ張りだしてパラパラ読んでいる。

毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)
スーザン・フォワード
講談社
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夕べは『毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)』。読んでいると、あぁ自分の生き辛さもこれか…という思いがわいてくる。既読本なのできらくにぱらぱらやっているが、それなりに重い。

これなんて自分、ていう例が出てきたので引用してみる。例の男性は50代IT屋社長未婚。その親は典型的な『コントロールする親」。

  このような母の窒息しそうなコントロールから逃れるため、彼は若いころから母のいうことにはすべて反抗してきた。そして母の要求はすべてはねつけてきた が、結婚もそのひとつだったのである。つまり、母があれこれと口を出しすぎたために、彼は逆らってずっと結婚しなかったのだ。

こうして彼は、支配しようとする母の望みをすべて拒否してきたために、自分が望むことまで無視する結果になってしまったのである。そのような人生を生きることで、彼は”自分の意志を持った男”のつもりでいたのだが、実は自分の本当の意志を殺してきたのに他ならない。

私はこのような反抗を「自滅的な反抗」と呼んでいる。みずから自分をつぶしてしまう反抗と、いいなりになることとは、実は同じコインの両面なのである。

毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫) 84ページより引用(太字Erendira)

私も自分がこれだと、何年か前に気づいた。

自 分ではずっとやりたいことがあって、親から早く離れて自立して、自分には意思があると思っていた。でも、30前後で鬱になって色々自分を見つめ直していた ら、私のすべての意思の決定は「母に反抗すること」にあったのだと気づき、あんなに関わりたくないとおもっていた人にこれだけ人生をコントロールされてき たのか、と愕然とした。

私が田舎を飛び出し、日本を飛び出し、アジアを飛び出したのは、世界を目指すわけでも何でもなくて、ただ、あの人から出来るだけ遠くへ行こうとしていたのだろう。

医 者か弁護士かそれらの妻以外はなる価値がない、というようなことを言われて育ったので、医者か弁護士なんて絶対なってやるもんかと思っていた(どうせ、な れなかっただろうと言うつっこみはやめて)。学校へ行けと言うから行ってやるもんかと思った。歯を磨けというので歯なんて磨いてやるかと思った。帰ってこ いというので帰ってやるかと思った。結婚しろというので絶対結婚してやるかと思った。

悲しい。

こんなにあの人にコントロールされていたのか、自分。

上記の例に登場する男性のように、私は自分で「自分の意志に従って」いろんなことを選んでいると思っていた。外国に出るとかそれなりの決意なはずなのにあっさりできたのは、自分で決意したのではなく、単に反抗すると言ういつものパターンだったに過ぎないのかもしれない。

こ う考えると、自分の今までの人生が本当にむなしく思えてくる。仕事を得、友人や恋人や家族を得たこと、それらは私自身の意思で自分で選び取ったはずなの に。私には大切な人が居るし、仕事をしていたときはとても充実していたし、たくさん幸せな時間をすごしてきたはずなのに。自分の反抗パターンに気づいてし まった今、その自信がゆらいでいる。

こうしていまゆらいでいるのも、この毒親の支配下にあるのかと思うと非常に悔しく、悲しい。

我 が子は今第一反抗期だが、私がなにかをしなさいというと必ず反抗する。これは誰にもある時期で、自立心がそうさせると言う。毒親の子は毒親になりやすいと いう。子どもの頃に親に取られた態度が、子どもの人生にとてつもなく影響する。自分は毒親になっていないだろうか、彼女は将来、私みたいな生き辛さを抱え たりしないだろうか。

まずは自分が親の呪縛から解放されないとなぁ…

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