自分の要求を言語化すること

ちいさい人が何かを要求してくるときにしていること。

「泣いてもわからない、きちんと言葉でいってください」

といって、今自分が何を欲しているのかを言語化させるようにしている。もしそのとき、彼女自身がどんな言葉でいえばいいのかわからなそうな場合は、こちらから助け舟をだしてやる。

私:○○がほしいの?
子:(うなずく)
私:○○をください、と言えばいいんですよ。
子:○○がほしいです。ください。

こんなかんじ。

これはちいさい人同士で何かの取り合いになったり、押したりしてぎゃーすかぎゃーすか言いはじめたときにも同じ。

「ぎゃー、じゃ何もわかりません。言葉でいってください」

そういうと、ちいさい人たちは言葉でコミュニケーションをとり始める。

「どいてください」「かしてください」「おさないでください」

自分の要求を言葉できちんと伝えられるってとても高度なコミュニケーションだと思う。日本人的には「察する」とか「空気を読む」とかいうさらにハイレベルなコミュニケーション能力も求められるが、まずは言葉できちんと言えるというのはとても重要だ。わたしはもう三十路もすぎているのに、ときどきこれが上手にできない。これがちいさい頃にできるようになるってとても大きい。

問題が起こるたびに、当事者同士に会話をさせるようにしている。本人がなんと言ったらいいのかわからなければ、そこはやはり助け舟。

例えば我が子が友達のおもちゃに手をだして取り合いになった場合。

私:人が遣っている物を取り上げる前に必ず許可をあおぎなさい。
子:….
私:Aちゃんのおもちゃがほしかったの?
子:(うなずく)
私:じゃぁ、貸してください、っていうんだよ。
子:かしてください!
A:やだ!
私:Aちゃんいやだって。Aちゃん、そういうときには「まだつかっています」っていうんだよ
A:まだつかってます!
子:でもほしい!
私:じゃぁ、Aちゃんに「終わったら貸してください』ってきいてみたら?
子:終わったら貸してください。
私:Aちゃん、つかい終わったら貸してもらってもいいかな?
A:うん。でもまだつかってる!
私:おわったらでいいですよ。子、Aちゃんが遣い終わったら貸してくれるって、順番を待ちましょう。
子:(うなずく)

まあ、それでも「ほしいほしいほしい!」となって無理矢理奪おうとすることもあり、そうなると、力づくで奪い取ろうとすることに対して叱り、その場から彼女をひきはなす。待ってる間になんか面白いことしてようーとかいって興味をそらすとかもする。

我が子は3歳になったばかり。いつも遊ぶのは仲良しのSくん5歳とその妹Aちゃん2歳半。最初は、喧嘩になると大人に向かって「○○ちゃんがー!」的発言をしていた我が子とその友達。最近はこの3人を放っておいてもお互いに言葉で会話をしながら、譲り合ったり、問題を解決したりしている。大人がしゃしゃりでて、「○○なの?」「○○してあげて」「やめなさい」とかいっていると大人も子供もイライラしてよくない。

とはいえいつもうまく丸く収まってくれるわけではなく、喧嘩になったりギャーすかなったりもする。私のやり方が正しいのかと不安になることもあるし、まぁいつもうまくやっているわけではない。とはいえ、やっぱり自分の要求を言語化する能力は、問題解決のためのとても大切な武器だと思う。私はそれがイマイチ苦手なので、ちいさい人たちと一緒に訓練していこうと思っている。

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