世界平和のためのPMS対策

PMSに関する話題を日本のサイトで見ていると、まあたいてい「PMSは甘え」という批判がでてくる。

  • 理性でコントロールできないとか人間としてダメ
  • PMSと言えば何でも許されると思うな
  • PMSとか個人的な問題なんだからいちいち人にいうな
  • PMSで攻撃するとかモラハラ以外の何でもない
  • 女性なら誰でもあるんだからそんなの対したことない
  • 耐えるしかないだろ

こう言う意見を突きつけられると、PMS持ちで実際他人(家族ですが)にあたってしまった経験のある私には、世間から救いようのないダメ人間として突き放されているように感じてしまう。まぁ、私も実際なるまでは、PMS? たいへんだねー、くらいにしか思っていなかったので、にたような物なのだけれど。

ところで、「理性でコントロールができない」というのは実感としては事実。どんなに怒りを抑えようと歯を食いしばっても、怒りが体の内側から爆発しているのだから。これは「理性」の問題ではない。しかし、もし「理性」の問題として論じるとしたらそれは、「爆発する怒りを抑える」ために「理性」を遣うのではなく、根本原因を探し治療していく、と言う理性的判断をする、ということだと思う。

「甘え」「耐えろ」という声も多いが、PMSによって怒りや悲しみが尋常じゃなくおそってくること、肉体的にいろいろつらいことは、もっと認知されるべきだと思う。

例えば、PMS持ちでない女性、男性、いろんな年代の人がPMSについて知っていたら。自分の母親や恋人、妻がどうしようもなくイライラしていたり、悲しんでいたり、辛そうなとき、もしかしてこれはPMSでは? それを改善するためにはどうしたらいいだろうか? と周りの人間も考えることができる。

PMSを改善するというのは、そのPMS持ち個人の問題だけではない。怒り、悲しみなどの精神症状が強い場合は特に。そういう精神症状のある人の周りの人は、必ず迷惑を被る。イライラした妻に喧嘩をふっかけられる夫、あるいはおびえる子供。本人の辛さも相当なものだが、そういう周囲の人の心も傷つく。

周囲の人がPMS持ちの人を助けるというのは、ひいては己自身を、家族を、社会を助けることに繋がる、と私は思っている。特に、小さな子供たち。未来を作ってくれる私たちのちいさい人たちの心を、月の満ち引き、ホルモンのせいでずたずたにしてしまうなんて許されない。心に傷を負った子供は、人間関係をうまく築けなかったり、自己否定感に苛まれたり、他人を攻撃したりするかもしれない。そういう人間を増やしてしまうことを、すこしでも食い止めるため、PMS、PMDDを減らしていきたい。

愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)
岡田 尊司
光文社 (2011-09-16)
売り上げランキング: 1,090
広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中