鬱と自殺

ディプレッション(鬱)についてのTED Talkを見た。

日本の自殺率はすごく高い。自殺した人のうち鬱を患っていた人もすごく多い。私は身近な人を数人自殺で亡くした。身近というほどでもないけれど,ちょっと知っている人、友人、先輩などでも自殺した人もいる。自殺しようとした友人を助けて病院に運んだこともある。

そして私は排卵期、PMS期に鬱っぽい気分を感じている。

私自身が感じている鬱っぽい気分が本当に鬱と呼べるものなのかはわからない。たぶん鬱の診断基準たる「何週間も続いている」というのに該当しないので(生理になれば落ち着くから)鬱だとは言いきれないのだろうと思う。けれども、これが毎月1、2週間襲ってくるとなると人生の半分を鬱っぽい気分で過ごしていることになる。

私の生まれ育った街ではけっこう自殺が多く、どこそこの誰々さんが自殺したんですって、という話をちょくちょく聞く。そうすると出てくる反応は「残った人に迷惑かけるな」「あの人は心が弱いから」「今まで何回も自殺未遂してきたらしい、とうとう成功したか」「自殺とか恥ずかしい」とかそういう言葉。誰もその死んでいった人の痛みをわかろうとしない。

そんな環境で、いざ鬱になったところで、誰にもきっと助けを求めることなんてできない。

このビデオの人は、自分がおかしい、辛い、と感じた時、父親に助けを求め、翌日には治療を開始したそうだ。この「助けを求める(ちゃんと助けてくれそうな人に)」というのができるかできないかは、すごく大きな違いだと思う。

私はできなかった。親に助けを求めても助けてくれると思えなかった。むしろ非難され罵倒されるだけだろうと、親には何も言えなかった。

私は今人の親だ。私の子どもはあと10年もすると、思春期を迎える。そのときに、本当に辛いときに私に話せば助けてもらえる、と子どもが信じられるように接していきたい。

あなたの大切な人が「うつ」になったら
小野 一之
すばる舎
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