モンテッソーリ2年ちょい、モンテだとこうなる、について感じたこと

私の趣味で娘をモンテッソーリ校に入れて2年です。モンテッソーリスクールというだけあって、AMI資格保持者しか雇わず、一応ピュアモンテを目指している学校ではあります。

モンテについていろんな意見があるのですが、日本語で出てくる情報にあることが必ずしもそうでもないなー、と感じることがけっこうあります。特にモンテッソーリ関連のことって、私もですがモンテ信者みたいな感じで絶賛された情報や、あるいはモンテを実際に知らない人が勝手に批判しているものが多いのです。

あくまでもうちの子とその周りのモンテっ子を見ての感想ですが、モンテ体験の記録として書いておきます。

「モンテッソーリの子は協調性がない」のか?

うちの子、ものすごい協調性があります。うちの子に限らず、うちの子の友達のほとんどに、協調性があります。社会性もあります。みんなで何かをするときに、問題があったりすると子供同士で解決します。

ただし、もちろん協調性のない子も存在します。しかし、協調性バンザイ、誰とでもとにかく仲良くすべし、というようなプレッシャーはないので、協調性がない子はないまんま、本人が落ち着くレベルで他人と交流します。

これは、モンテかどうかより、うちの子含めその周りの子はみんなTCKだというのが大きいかもしれません。

「モンテッソーリの子は集団行動ができない」のか?

できます。集団から外れて居る人が居ると、子供達自身が声をかけたりもします。ただ、明らかにその集団に入る気もなく、それで平気そうにしている人などは、そのまま放っておきますし、そういう人は我が道を行きます。モンテだから、というより、本来集団に入れない人を無理矢理入れたりしない、結果、集団から外れている人が目につく、ということの気もします。

「モンテッソーリの子は集中力がある」のか?

うーん、これは私は、ある、と思っていたのですが、怪しいと思ってきました。何度かモンテじゃない子も居る場で、モンテっ子たちより非モンテっ子のほうが長時間、まわりからの刺激をものともせずに絵を描いたり作業をしていたりしたことを目撃しているので、もしかしたらむしろ、モンテはうまくやらないと注意力散漫になるんじゃないか、という疑いを持っています。

「モンテッソーリの子は子供らしくない」のか?

ものすごい子供らしいです。何を持って子供らしいとするかは難しいですが、たとえば外遊びとかになればもうずーっと笑い転げながら走り回っています。これを子供らしいと言わずしてなんと言う、って感じです。

こどもたちはのびのび暮らしています。

「モンテッソーリの子は学業も優秀」なのか?

これも若干疑問があります。もちろん学校側は優秀であることを宣伝したがるものですが、モンテ(というかこの学校)に見切りをつけてほかの学校に転校していった友達から聞くと、ほかの学校の子供達の方が読み書きが進んでいる、という話をきくことが度重なりました。モンテの目指すところは、いわゆる数字ではかれる頭のよさ、ではないので、4歳5歳の段階で文字をたくさん書けるか否かで判断すると負けるのかもしれません。

将来、生きていく上ではプラスになるだろう、と長い目で見ることにします。

「モンテにあう子あわない子がいる」のか?

正直わかりません。ただ、モンテは、従来型教育よりずっと対応範囲は広いのではないかと思います。実際娘の通う学校では、ダウン症や自閉症の子が居ますが、それぞれがそれぞれのペースで適応してやっているように見えます。もちろん、特別な補助が必要な場合のサポート人員の確保、というのはありますが、それはモンテの問題ではなく運営の問題。

モンテにあわない子ってどんな子だろう? ということを考えると、自発性のない子かな? と思うのですが、そもそも、その自発性を育てるのがモンテなので、はじめる段階ではなくてもいいのじゃないかな、と思います。

学校次第、先生次第、というところ。

日本の「モンテを導入している」半モンテ校に1か月入れたことがありますが、その時期に一気にともてお行儀が良くなり、物わかりもよくなり、日本から帰ってきたところ現地校の先生達に「すごい変わった!」と言われました。

つまり、日本で実践されているモンテって、すごくお行儀よくなっちゃうモンテなんじゃないかな? というかそもそも日本という国がお行儀がよい、ということな気もします。

そして今行っている現地校が、だんだんユルくなってきているというのもあります。当初はいろいろちゃんとしていたのに、どんどんユルくなり、そのくせ学費はうなぎ上りで、古くから居る家族は見切りを付けてほかの学校へ移ってしまいました。そして今現在、私も迷っているのです。モンテは好きだけど…って。

3年続けるべし、との助言

娘のお友達で最近6歳で卒業していった男の子のママと話しました。彼女も、モンテ1、2年目(3、4歳)のときは、うーん、どうなんだろう、と思っていた時期が長かったそうです。でも、最後の1年にぐっと伸びて、6歳までモンテに入れておいてよかった、と言っていました。もう少し、続けた方がいいよ、とのアドバイス(ただし、学校がその子にやってくれていたレベルのことを今後もやり続けてくれれば、と注付き)。

日本語で書かれたモンテ本はモンテ信者によるモンテ大絶賛本が主で、その内容も、具体的なデータや根拠を示さずに漠然と「経験から」書かれているものが多くて、モンテは大好きだけれど、なんだかときどきうさんくさく見えてしまいます。

また、モンテで育つとこんな子になる、というのはよく見聞きしますが、こんな大人になる、というのはなかなか見えてきません。というのも、その場合の例としてだされる人が超大物すぎるので実感がわかないのです。モンテ育ちがみんな超大物になっていたら世界は大物だらけですが、たぶん、普通の大人になっているモンテ育ちもたくさん居るはずです。そういうサンプルを知りたい。

ご存知でしたら教えてください。

こんなモンテ批判本を見つけましたが、1923年初版だそうです。もうちょっと最近の情報も欲しいな。

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