PMSと鬱と眠気とエストロゲンの関係を自分の過去から

PMSやPMDDで出る精神症状のうち、攻撃性のある怒り方面だと直接的に他人に迷惑がかかるので、本人も周りの人も「ちょっとおかしいんじゃないの?」って気づきやすい。

でも、鬱方面って、本人は死ぬほど辛くても、周りは気づいても「なんか落ち込んでいるな、そっとしておこう」とか、自分自身も「私ってなんてダメなんだ、死にたい…」とか言っているだけで、実際なぜそうなってるのか、掘り下げてみないことが多いのではないのか、と思う。

と、こうおもうのは自分の過去の体験から。

私は、2年ほど前に怒り方面のPMSがでて、それについて調べ、自分の体でいろんな実験を繰り返すうち、鬱状態もPMS症状だってことに気づいた。それまでは、PMSと鬱を繋げて考えたことがなかったくらい。

でも、今ではほとんど確信しているけれど、私は、思春期から出産前まで、鬱方面のPMS持ちだった、と思っている。

10代から20代の私はこんなかんじ。

  • とにかく朝が起きられない。
  • 寝ても寝ても眠い。
  • 腰痛持ち。
  • 起きると体の筋肉が「きゅむきゅむ」する(くすぐったいような疼く感じ)。
  • 焦燥感に襲われる時期がある。
  • 脳味噌に膜がかかっているような感じ(脳味噌取り出してシワの間に指突っ込んで洗いたいって思ってた)

でも、いつでもこうなわけではなく、大丈夫なときもある。波がある、という表現が正しい。波の下に居るときは「もう人間やめたい…」「なにか突発的なことが起こって私の命消えてしまわないかしら」とか思っていたくらいなのに、波の上にいるときはそんなことこれっぽっちも思わない。上に居るからと言って超ハイになるわけではなく、楽しいことは楽しめ、好きなことはとことんでき、嫌いなこともまぁ我慢してできる、という感じ。

一番辛かったのは、眠気。寝ても寝ても眠い。好きなことをやっていても眠い。5秒くらいのフラッシュ睡眠を日に何度も繰り返し、頭がぼーっとして何もできない。大好きな仕事を始めてからこれはいくらなんでもヤバい、と気づいて、20代前半に睡眠外来にかかった。

診断は「特発性過眠症」。睡眠を記録に取って、脳波も検査したけれど、ナルコレプシーではない。でも、この睡眠は異常だ。だからよくわからないけれどとにかく眠い、特発性過眠症。ベタナミンとリタリンを処方されて、日中起きていられるようになり、脳味噌の膜もとれて「眠くないってこう言うことなのか! 世の中の人はみんなこんなすっきりした気持ちで生きているのか!」と衝撃を受けた。

そして、薬なしで社会生活を営めない自分はなんてダメ人間なんだ、って思った。でもそれと同時に、病院で「あなたは病気です』と言われて、それまで自分を責めていた気持ちが少しふっきれた。

そのまま20代後半まで投薬による対症療法をつづけたけれど、だんだんと薬の量が多くなって怖くなってやめた。その後妊娠・出産して、その後ほとんどあの当時のような、眠気、焦燥感に襲われることはなくなった。

ところで「ほとんど」といったのは、最近またあの焦燥感、睡魔、筋肉のきゅむきゅむに襲われたことがあったからだ。それは、怒り方面のPMS対策として肉・乳製品(過剰エストロゲン対策)をほぼ食べなかった生理周期の生理前だ。

私は実際自分のホルモン値を調べて記録しているわけではないのだけれど、この2年間の経験から、自分の体調はこんな要因変動しているのじゃないかと気づいたのをグラフにしてみた。

pms

ブルーの時期は食肉に対するホルモン剤使用規制のある国に滞在していた時期、それ以外は特に規制はない国に滞在。

29-31歳まで滞在していたのは、牛肉の国アルゼンチンで、毎週ステーキをどっさり食べたけれど、怒りもPMS期の鬱も出なかった。その後、肉食体質のままホルモン剤使用規制のない国に移住したところ、怒り方面の症状が爆発。29歳まではそもそもあんまり肉を食べなかったし、鬱気味だった。

若い頃は、そもそも肉が好きではなかったのもあるけれど、肉や油をとると太ると思っていた。私は骨格がけっこうがっちりしっかりしているので、太るとすごく大きく見えるけれど、やせると骨がめだつので、太り過ぎもやせすぎもよくないのに、でも、やせていたいと思っていた。だから、肉や油を避けていたというのもある。

日本を出た22歳の頃、日本で買ったキトサンのサプリを持っていった。キトサンはお腹の中で油とくっついて、うんちでだしてくれる、というやつ。日本でキトサンサプリを飲んでも、全然効果を感じていなかった。でも、移住後にキトサンサプリを飲んだらうんちがどっさり出る。つまり、そもそも日本に住んでいるときは、私は油をほとんど食べていなかった(だから効果があろうはずもない)ってこと。

もしも、思春期で鬱っぽい気分や怒りに支配されてしまっている女の子が居たら、あるいは体調が悪かったりしたら、それがホルモンのせいかもしれない、って考えることも必要だ、って伝えたい。

原因はもしかしたらホルモンと関係ないかもしれないけれど、ホルモンのせいかもしれない、と疑ってみることは、もしそうだった場合解決への近道となる。

私は今まで、眠気で睡眠外来に、腰痛で形成外科に、偏頭痛でジェネラルドクター二人にかかったけれど、もしかしてそれはホルモンと関係あるかもよ、ということを言ってくれたのは、偏頭痛でかかった女性のお医者さんだけだった。ほかでは生理周期について質問されたこともない。腰痛がホルモンと関係しているかも、眠気がホルモンと関係しているかもっていう視点は、女性を専門にみていない医者はたぶん気づかないのかもしれない。

  • 安全なお肉、カラダにいい(悪くない、というレベルではなく、プラスの方向でいい)脂肪分をとるのはとても大切。
  • カラダにいい脂質なら太るどころかむしろやせる。
  • お肉にはトリプトファンが含まれていて、それは幸せホルモンセロトニンの合成に欠かせない。
  • エストロゲンがないとトリプトファンは代謝されない。
  • ホルモンって本当に精神状態、健康状態に影響する。

ホルモンに翻弄される人が減ると、世界はもっとずっと幸せで穏やかな場所になると思う。

みんなでPMS克服しましょう。

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