言葉の発達・言語教育

6歳、自分で本を読み始めた

日本に住んでいなくて、身近に日常的に会う日本人もほとんどいないという環境の私たち。小さい人の日本語をなんとかするのはほとんど私の役目なわけです。ちなみにうちにはテレビもないので、日本のテレビを見たりとかいうこともほとんどありません。

今の所、小さい人の日本語能力、特に会話については問題ないんじゃないのかなーと楽観しています。たまに日本に行くと、同じくらいの子の語彙や敬語の使い方に「うちの子足りてない!」と焦ることもしばしばですが、私の言っていることはすべてわかるし、自分のこともだいたい日本語で表現できます。英語と日本語ではどちらも同じくらいと本人は言っていますが、独り言がほとんど英語なので、頭の中は英語の方が若干多いのかな? と思っています。

さて、問題は読み書きです。こればっかりは、日常的に喋っているだけではなんともならないので、読んだり描いたりする必要があります。ひらがなは前からだいたい読めるのですが、カタカナは怪しいし、ひらがなでも「ち」と「さ」とか似ている文字は怪しい。

本は小さい頃から身近にありますが、絵本ばっかり、あるいは、私が読み聞かせするばっかりで、まだ自分で読む、ということはありませんでした。

さて、6歳。そろそろ自分で読んでくれよ、というわけで、大きめのひらがなばっかりで書かれた本を買って、車の中に放置しておいてみました。毎朝学校まで30分弱のドライブです。その間、暇です。本を手に取ります、そして、自分で読み始めました。今読んでいるのはこれ。

 

いやいやえん (福音館創作童話シリーズ)
中川 李枝子
福音館書店
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実は私まだ自分で読んでいません。小さい人が、車の中で声に出して読んでいるのを聞いて、ふん、ふん、と言っているところです。1日数行から1ページのペースですが、ここ数日は毎日読んでいます。

それから、「こども世界名作童話」シリーズも買って見ました。これもじが大きくてひらがなとルビが振ってあるので、多分、読めます。今のところ、寝かしつけに私が読んでいますが・・・

くるみわり人形 (こども世界名作童話)
エルンスト・テーオドール・アマデーウス ホフマン 深田 甫
ポプラ社
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「くるみわり人形」ってこんな話だったんだっけ・・・結構色々突っ込みたくなる話でした。

それからまだ届いてないけれど、こまったさんシリーズも買って見ました。

こまったさんシリーズ おはなしりょうりきょうしつ 全10巻
岡本颯子 寺村輝夫
あかね書房
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あとは、手塚治虫の豆コミックを買ったのですが、今の所絵を見てるだけらしいです。二人でベッドに転がってブラックジャックを読んでいます。そのうち字も読んでくれるといいな。

ミニコミ 手塚治虫 漫画全集 Vol.1 200巻 特別限定セット BOX
セガトイズ (2007-01-27)
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ひらがなばかりで書かれている本で、6歳が読めそうなのは他に何があるかな? 自分が6歳の頃、何読んでいたのか覚えていません・・・・

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5歳ちょっと、娘の言葉メモ

おめめつぶってもあたまのなかでえが見えるよ。おめめあけてても、あたまのなかでえがみえるよ

(絵のない童話を読み聞かせしてもらいながら目をつぶって)頭の中に絵を描いてるの。

ママにしかられると、からだぜんぶがちょっとびりびりってなるの。

おおきくなったらままとけっこんする。

かみさまおほしさま、ままちゃんがげんきでいますように。

ぷりんせすになりたい。

ままちゃんももんてっそーりのがっこういかないとだね。ゆっくりやるんだよ。いそがなくてもなくならないから、ゆっくりていねいにやるんだよ。

わるいことしたらおしいれにいれてね(押し入れ入るの好き)。

(新しく買ったETCカード的な端末を使う前に私が「これ、ちゃんと動くのかしら、ピッて通るのかしら、心配だわー」といったのに対して)そんなこと言ったら機械ちゃんがしょぼーんってしちゃうでしょ。きっときちんと使えるよね、楽しみね、って言ってあげないといけないよ。

(一緒にプールに入らない友人の父親に対して)いいお天気だよ、お水は冷たくて気持ちいいヨォ〜!

 

神様のグミ

うちの小さい人は、日本に滞在中はキリスト教系のモンテ幼稚園へ入れてもらっている。そこで、キリスト教っぽい教育を受けるので「神様」」とか「お恵み」とかいう言葉を発するようになる。

娘「おめぐみ、ってなんだか知ってる?」
私「なんだと思う?」
娘「おめぐみってね、グミなんだよ」

子供の世界はとても面白い。

先日、図書館で借りてきてこんな本を読んだ。

2歳から5歳まで
2歳から5歳まで

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コルネイ・И. チュコフスキー
理論社
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時間がなくて読みきれなかったのだけれど、子供がとらえた世界を子供なりの言葉で表現している話がたくさん書かれていてとても面白い。子供にとって、知らないものの概念を持つことは不可能なわけで、知っている概念で世界を解釈し、子供なりの文法的なルールを見つけて自分語としてつくりだしてく。

ロシア人のかいた本なので、ロシア語の知識があったほうがもっと面白いと思うのだけれど、翻訳でもそれなりに伝わってきた。

うちの小さい人も、自分なりにいろんな言葉を作る。

スペイン語では、Papá、mamáと二つ目のパとマにアクセントをつける。だから、パパ、ママ、のあとにbabá(バ)と二つ目のバにアクセントを置いてばあばをよんでいた。あとは、パパとママをまとめてマパとかパマとか呼ぶこともある。

英語では、たとえばtidy upといった2つの単語がセットになった言葉は、娘にとっては一つの単語らしく、Tidy-uppingというように言う。私は今tidy-upしているのだから、tidyuppingなのだ。

「かみさまのおめぐみ」が「グミ」となってしまうのも、今の彼女の世界の捉え方なのだなあ、と思うととても可愛い。

自分の要求を言語化すること

ちいさい人が何かを要求してくるときにしていること。

「泣いてもわからない、きちんと言葉でいってください」

といって、今自分が何を欲しているのかを言語化させるようにしている。もしそのとき、彼女自身がどんな言葉でいえばいいのかわからなそうな場合は、こちらから助け舟をだしてやる。

私:○○がほしいの?
子:(うなずく)
私:○○をください、と言えばいいんですよ。
子:○○がほしいです。ください。

こんなかんじ。

これはちいさい人同士で何かの取り合いになったり、押したりしてぎゃーすかぎゃーすか言いはじめたときにも同じ。

「ぎゃー、じゃ何もわかりません。言葉でいってください」

そういうと、ちいさい人たちは言葉でコミュニケーションをとり始める。

「どいてください」「かしてください」「おさないでください」

自分の要求を言葉できちんと伝えられるってとても高度なコミュニケーションだと思う。日本人的には「察する」とか「空気を読む」とかいうさらにハイレベルなコミュニケーション能力も求められるが、まずは言葉できちんと言えるというのはとても重要だ。わたしはもう三十路もすぎているのに、ときどきこれが上手にできない。これがちいさい頃にできるようになるってとても大きい。

問題が起こるたびに、当事者同士に会話をさせるようにしている。本人がなんと言ったらいいのかわからなければ、そこはやはり助け舟。

例えば我が子が友達のおもちゃに手をだして取り合いになった場合。

私:人が遣っている物を取り上げる前に必ず許可をあおぎなさい。
子:….
私:Aちゃんのおもちゃがほしかったの?
子:(うなずく)
私:じゃぁ、貸してください、っていうんだよ。
子:かしてください!
A:やだ!
私:Aちゃんいやだって。Aちゃん、そういうときには「まだつかっています」っていうんだよ
A:まだつかってます!
子:でもほしい!
私:じゃぁ、Aちゃんに「終わったら貸してください』ってきいてみたら?
子:終わったら貸してください。
私:Aちゃん、つかい終わったら貸してもらってもいいかな?
A:うん。でもまだつかってる!
私:おわったらでいいですよ。子、Aちゃんが遣い終わったら貸してくれるって、順番を待ちましょう。
子:(うなずく)

まあ、それでも「ほしいほしいほしい!」となって無理矢理奪おうとすることもあり、そうなると、力づくで奪い取ろうとすることに対して叱り、その場から彼女をひきはなす。待ってる間になんか面白いことしてようーとかいって興味をそらすとかもする。

我が子は3歳になったばかり。いつも遊ぶのは仲良しのSくん5歳とその妹Aちゃん2歳半。最初は、喧嘩になると大人に向かって「○○ちゃんがー!」的発言をしていた我が子とその友達。最近はこの3人を放っておいてもお互いに言葉で会話をしながら、譲り合ったり、問題を解決したりしている。大人がしゃしゃりでて、「○○なの?」「○○してあげて」「やめなさい」とかいっていると大人も子供もイライラしてよくない。

とはいえいつもうまく丸く収まってくれるわけではなく、喧嘩になったりギャーすかなったりもする。私のやり方が正しいのかと不安になることもあるし、まぁいつもうまくやっているわけではない。とはいえ、やっぱり自分の要求を言語化する能力は、問題解決のためのとても大切な武器だと思う。私はそれがイマイチ苦手なので、ちいさい人たちと一緒に訓練していこうと思っている。

3歳なったばかりのいろいろ発達の記録

現在3歳0か月の我が家のちいさい人。

言語

  • 家でも英語での発言が爆発的に増えた。わたしは日本語を徹底したいので、英語で言われたら日本語で返したり、日本語でいってもらわないとわからない、と言ったりするように心がけているが、これが難しい。ついつい、英語で言われると英語で返してしまったりする。
  • Pleaseをつけて話すことが多くなった。Can I have this please? Go away please!
  • 現地語の発話が減った。最近学校の時間も長く、お隣のちびっ子達と遊ぶことが減り、現地語にふれる機会が減ったからか。ただし、話しかけられたら理解はしている様子。
  • スペイン語も若干理解している様子。週に1回1時間だけ、スペイン語で遊んでもらう先生を見つけた。またわたしの友人のアルゼンチン人とも週に一度くらい遊ぶ時間をとってもらうことにした(こちらは先生というわけではなくて普通にわたしとおしゃべりをする合間にちょっとちいさい人と遊ぶ)。熊のぬいぐるみをスペイン語しか話さないアルゼンチン人という設定にした。今まで見向きもしなかった熊だが、一緒に連れて出かけるようになった。
  • スペイン語の発話はほとんどない。ときどき、Que rico!とかsueñoとかいうが単語のみ。スペイン語で話しかけられた場合は何となく分かっている様子(またはわかっているフリ)である。
  • 問題の日本語は、しゃべる分には問題がないが、ときどき英語と混ぜてしまう。また、文字はまだほぼ何も読まない。相変わらず読書は好きで毎日本を読むが、日本語以外のも読むので、日本語にふれる機会が少ないんではないかと心配している。

プラクティカルライフ

  • 学校でしつけていただいたおかげで、席を立つ時に椅子はきちんとテーブルの中にしまう。わたしがそのまま立つと「椅子しめて!」という。
  • ハサミやお箸などをだいぶ苦労なく使えるようになってきている。
  • 靴のひもはまだ結べない。
  • 結ぶのがまだできない(まだあまり教えていない)

アクティビティ

  • フィジカルなエネルギーに溢れ、どこでもよじ登る。とにかく登りたいらしい。
  • この2週間ほどは家でのお絵描きの時間などが少ない。学校のあとは毎日のように友達の家に遊びにいっていて、家で過ごす時間が少ないこともある。
  • 絵を描いたら必ず線を閉じる。
  • こんな真夏でもクリスマスツリーのデコレーションをはじめる。
  • ヨガの真似っこがだいすき。
  • とにかく体を動かしたいらしい。

睡眠

  • 基本的に良く眠る。
  • 学校が三時半までになって以降、そのまま昼寝なしで起きていると7時ころにはもう寝ている。そのため家で夕食を一緒にとれないことが多く、学校からの帰りの車の中でおにぎりなどを詰め込むようにしている。
  • 夜は7時か遅くとも8時くらいには眠りにつくが、12時頃に一度めざめて呼びにくる。
  • 夜の寝付きが多少ずれようとも、朝は6時半に目が覚める。なぜなのか。

健康

  • 基本的に健康。
  • 夏休みからずっと熱をだしたりしていない。最近少し鼻水がずるっとなったがすぐに収まった。
  • ミュータンス菌の絵本を読んで歯磨きをいやがらなくなってきた。自分でも磨く。
  • 帰り道で寝落ちしてしまうので、お風呂に入れず寝ているまま体を拭くことが多い。

おっぱい

  • 3歳のお誕生日以来、昼間のおっぱいをほとんどやめている。
  • 一度体調を崩した日にご飯が食べられなかったら心配と思ってあげてしまったが、すぐ回復したのでちょっと失敗したと思った。
  • 寝る前には欠かさず飲むが、おふろ、歯磨き、パジャマが終わってから、というルーチンができてきた(前は歯磨きの前に飲んでそのまま寝落ちし、歯磨きができないことが度々あった)

ソーシャルライフ

  • お友達の面倒を見るのは相変わらず
  • 仲良しのSくん(2つ年上)にバックパックをしょわせてあげて、靴を履かせてあげて手をつないで一緒に帰る。
  • 大人に対しては丁寧語でしゃべる(日本語)。
  • 仲良しのAちゃんとは、以前よりは取り合いが減り、一緒に1つのテーマの遊びを大人の介入なしにやっていることが多い。
  • 友人から何かをシェアしてもらったりするとものすごい喜ぶ。
  • ○○ちゃんが好き、という。

感情

  • もしもわたしがカッとして怒鳴ったりすると「怒ってしゃべらないで。○○してくださいってちゃんといって」と直される。ありがとう、娘よ。
  • いつもポジティブでハッピーなかんじの人である。ぶすっとしたりぐちぐちしたりしない。
  • 眠くなったり疲れたときはさすがにぐちゃぐちゃいうがそれ以外は基本ハッピー。
  • 寂しいときには寂しいと言葉でいう。
  • いつも見ていてほしい、いつも一緒に遊んでほしい、というのがひしひしと伝わってくる。

  • PMS期のイライラが娘に悪影響を及ぼしているだろうと不安。
  • 掃除や料理で娘ときちんと向き合っていないことが多い。
  • もっと愛情を伝えたい。

3歳目前、いろいろ発達覚え書き

現在2歳と11か月、もうすぐ3歳の我が家のちいさい人。

言葉の発達

  • 丁寧語が使えるようになってきた。
  • 自分で「ままちゃんこっちにおいで!」に「ください」をつけて「おいで下さい」というのを開発したがそれは正しい丁寧語。
  • 語尾に「です」「ください」「ですか」をつけるといいらしいと分かってきている様子。
  • 気持ちを言葉で言えるようになってきた。どうしてほしいか、どんなきもちか。
  • 英語とタイ語は周りの人の言っていることはだいたい理解していて、タイ人にはタイ語、英語で通じる人には英語で話しかけている。
  • 「あんにあらいか?」「これなんですか」はでるが「What’s this?」「Que es esto?」はでていない。
  • スペイン語はだいぶ忘れてきている様子。スペイン語で質問しても、イエスと答える。

体の発達

  • 身長はおそらく97とか98とか。体重は15キロ台。
  • この1年半で体重は2キロも増えていないが身長はぐんとのびた。
  • 体の中からエネルギーが爆発して有り余っているかんじ。

心の発達

  • 嫉妬に出会った。
  • 大好きだという感情を落ち着いて表現できず、強引に何かを押し付けたり、邪魔したり、抱きついたりする。相手がちいさいとその愛情表現は暴力でしかないということを理解できないし、コントロールもできない。
  • おにんぎょさんを特別なものとして扱っているような気がする。
  • 人のお手伝いをとってもしたがる。しかし「俺の酒が飲めねぇのか」状態になることが多い。
  • 「ちょっと貸せよ、のびた!」的奪い方をすることが度重なる。ちゃんと貸してください、をいうことまではできたが、拒否された場合に諦めるとか待つとかがうまくできない。
  • 怪我をしたりすると必ず心配そうにとんできて手当をして「いたいのいたいのとんでけ!」をしてくれる。
  • わたしが泣くと、抱きしめてとんとんしてそばに寄り添っていてくれる。
  • ごめんなさい、を自分からいう事ができるようになったが、しかられているときは目もあわさず、そっぽをむく。
    同じくらいのとしの子とはなんでも取り合いになる。

ブーム

  • まだまだ続くよ詰め物ブーム。何でも袋につめる。
  • 包むブームも続いている。タオルや紙で何でも包んで「ぷれよとん(プレゼント)」といってくれる。

ずいぶんおっきくなったもんだ。

多言語を身につける為に日本語だけで話しかけるのを徹底したい

言葉は混ぜるな。

多言語教育についてちょっと読むと必ず書いてある。

子どもにとって言語と人をマッチングさせるのが重要で、この人は日本語で話す人、この人は英語で話す人、この人はスペイン語、みたいにしておく必要があるらしい。そんなわけで我が家は産まれた頃から日本語だけで会話していた。あるときには、現地の人(道行く赤の他人)に「この国に住むなら外ではこの国の言葉をしゃべるべきだ。何を言っているかわからないと非常に気分が悪い」といわれて考えてしまった事件もあったが、まぁ、基本的に日本語でやってきた。

が、子どもが親以外の人と関わり始めるとそれが難しくなってきた。

例えば、子どもが誰かの物をとったとき。日本語で「貸してくださいって言うのよ」と教えると、我が子は日本語で「かしてください。かしてください。貸してください!」と一生懸命言う。が、相手の子は当然日本語がわからないので、ポカーン(あるいは聞いてすらいない)。そこで我が子はショボーンと悲しい顔をしたり、また手をだしたりする。

前述の「何をしゃべっているかわからないと気分が悪い」ということを直接抗議してくる人はごくまれであるにしても、そういう感情を抱く人はおそらく一定数いて、そういうのに配慮すべきだというのもわかる。

例えば、子どもたちを連れてみんなで集まったときに何か問題があったとする。状況を説明したり、どうすべきかを考えようと言ったり、我が子だけでなく回りにいる子とその親にも聞いてほしい状況があったりする。そういうときにはやっぱり英語も交えて話すことになる。

ふと気づくといろんな言語混ぜこぜで話している自分がいてぎょっとする。一応我が子は第一言語は日本語。多言語環境だと遅れると言われているけれど特に遅れることもなく日本語でべらべらしゃべっている。ときどき英語その他で言うこともあるけれど、基本的思考は日本語じゃないかなぁと思う。

日本語だけ徹底するって難しい。これを実行できている人、どうしているんだろう、教えてほしい。

二歳の言葉の発達

近頃我が家の小さい人は4言語をしゃべるようになってきました。とはいえほとんどは日本語だけれど。家では英語は全くしゃべらないのですが、英語のお歌の本と学校で話しかけられるので、少しずつ入ってきたようです。

日本語

ぱぱちゃんもうじきかえってくる。
しちゅれいしまーす。
かしてください。
いってらっしゃーい(自分が出かけるときにも言う)
ただいまー
ごっちょさまった(ごちそうさまでした)
だいくさんおうちつくってる
おきるっか
あがるっか
〇〇さんおでかけ
〇〇さんかえってきた
おかえりー
これおいしくない…
ままちゃんつくったごはんおいしい

英語

one two three four five
thank you
Good morning, how are you today?
are you sleeping?

スペイン語

Adios!
elefante
mosquito
uno dos tres quatro cinco!
miel

タイ語

こっぷんかー
まいぺんらい
きんかーお
きんまい?
あおまい?
ちゃーい
あろい

「貸してください」

「貸してください」

大家さんちの息子さんが遊びにきました。車のおもちゃを持って。うちの小さい人はそれがきになってきになってしょうがないのですが、お兄ちゃんは貸してくれない。追いかけ回してにゃーにゃー言っているのですが、貸してもらえない。そこででてきた言葉が「かしてください!」。

小さい人は明後日で二歳になる。二歳になる前に、こんな言葉が正しい状況でつかえるようになるとは正直驚いた。最近の小さい人の言葉の爆発は、語彙が増えるだけではなく、時と場合に応じて、ちょうど良い言葉を言うようになってきた。

「かしてください!」とお兄ちゃんにお願いしてじっとまつ小さい人。ただ、お兄ちゃんは日本語の「かしてください」は知らない。言葉は通じずとも気持ちは通じているわけで、なんどもなんども「かしてください!」とお願いして貸してもらった。そして「ありがとう」。

成長したなー。

1歳11ヶ月、言葉の発達

小さい人はもうすぐ2歳。ぺらぺらしゃべるようになってきた。あいかわらずはお店やさんごっこブームは続いていて、一日に何度か「いらっしゃっせー!」「ごめんちゃーい(ごめんください)」と、突然お店が開店する。

「いらっしゃっせー!」というので、「ごめんくださーい、今日は何がありますか?」と聞くと、身近にあるものの名前を言う。そのものの名前がわからないと「これー!」と言いながらすすめてくる。

すぷん!
ほーく!
ほうちょ(ナイフ)
いすー!
すいか!
じてんしゃ!

などなど何でもあり。なんだか全部「!」がついているように言う。

言葉はどんどん増え、今日は「もすきーと」と言っていた。英語はあまり出てこないけれど、タイ語とスペイン語はたまに出る。ほとんどは日本語。

しゃべり方もだいぶ文章らしくなってきた。

ままちゃんこれたべるの
ままちゃんこれとるの
うえあがるの
おみずちゃんのむの
びちゃびちゃんぽん、おきがえするの
ぱぱちゃんひこうきのるの
おしごとぱそこんちゃくちゃく
おせんたくもの、かわいてるの
あっちいくの!

なぜだか「の」で終わることが多い。私が台所に立っていると「あがるの〜!」といって上に上がらせろとうるさい。

挨拶は、おはよーの他、サワディカー(ワーイもする)とぐんもーにん、も言えるようになった。お別れのときはチャオチャオということがへり、バイバイとかバイバイカー、と言う。こうしてスペイン語を忘れて行くんだろう。

いつも読んでいた絵本で、ぞうがでてくると「el elefante esta alla(あそこに象がいる)」と言っていたのに、今日は「あそこ!」と日本語でいっていた。allaとあそこがイコールになっている、すごい。

時々、両親を名前で呼ぶこともある。しかも私はちゃんづけ。

ちがうの〜! としょっちゅういう。イヤイヤ期まっただ中。

ちょっとしたいい間違いもいろいろ

これ、あけないよ(開かないよ)
これもも!
ざんばーい!(ばんざーい)

ときどき、言葉がでないときに一生懸命考えて、口を動かして、どうやってあの音をだすんだっけって試行錯誤しているのがありありとわかるときがあったりするのが興味深い。

直接要求を言うとままに却下されるので、間接的に要求を通そうとする知恵がついてきた。

○○ちゃんおねつあるの、おくすりのむの(熱はないがお薬甘いのが飲みたい)
お水つめたいののむの(冷蔵庫を開けてそこに入りたい)

おもしろい。

ベビーサインを忘れている

久しぶりに、ベビーサインを使って話しかけてみた。

ごはん、もっと、たべる?

小さい人は、きょとんとしている。もしやもう忘れたの? 最近言葉がどんどん増えているので、ベビーサインを使うことがほとんどなくなった。2、3ヶ月前まで何となく使えていたのに、もう忘れてしまったのか… ということはスペイン語も… orz

小さい人は日本人であると同時にアルゼンチン人でもある。だから、スペイン語が母国語のひとつだ。それをなんとか維持していきたいけれど、私には日本語を維持するというミッションもあり…

ベビーサインなら忘れてしまってもまあ良いが、スペイン語は困る。スペイン語どうしよう。

1歳10ヶ月、助詞が出てきた

小さい人の言葉に、助詞がちらほら見られるようになってきた。助詞が入るとぐっと文章らしくなる。

の:例)ままちゃんの

「の」は先月くらいには出てきていたのだと思う。これは誰のもの、というのがわかってきているようで、私がパパの服を来ていたりすると「ぱぱちゃんの、かりるー」なんて言う。最初は「の」と言えず「よ」と言っていたが、近頃はちゃんと「の」。

も:例)ままちゃんも

私が何かをやっていると「○○ちゃんも!」と割り込んでくる。「じぶんー!」と言って何でも自分でやりたがる。「も」はこの1週間くらいかな?

に:例)いっしょにいる

例の絶叫サマースクールで今日、私がちょっとでも動こうものなら「ままちゃんもいっしょにいる!」と言った。いきなり立派な文章がしゃべれてしまった感じ。

小さい人の最近の発達、1歳10ヶ月

忘れたくない、近頃の成長の記録。

分類が出来るようになった
段ボール箱で作った「落とす」遊具。平べったいもの、ちょっと厚みのある立方体、小さなさいころ状の三種類のピースを、それぞれにあった穴から落とす、というもの。それぞれのピースは他の穴には通らない仕組み。落とされた箱の中も仕切って、全部落とし終わって箱を開けると、きちんと分類されて収まっている。それが気に入ったのか、落とす、と言う本来の目的を忘れて、一度全部だしたあとに、それぞれ所定の場所に直接入れていた。これはここ、これはここ、という感じ。落とすブームは終わったのかと思ったが、新しい段ボール箱を持ってくると「ちゃりんちゃりーん(落とす音)、あな、あな!」というので、やっぱりまだ穴から何かを入れる、落とす、というブームの最中にいるらしい。

箸を何となく使えるようになった
食事時にはフォークとスプーンではなく、箸とスプーンをだしているのだけれど、箸はまぁまだ先かなぁ、と思いつつも興味はある様子だった。食事ではしであれこれやられると片付けが大変なので、スポンジを切ったものを入れたかごと箸を与え、それで箸でつまむ練習をさせてみたところ、なんとなく出来るようになってきた。これの前段階として、小さなトングのようなもので色々つまんでいた。箸で上手に食事をできるようになるまでにはまだかかりそうだけれど、スポンジをつまんだりする程度には上達している。

ごっこ遊びが出来るようになった
何週間か前に公園で3歳くらいの女の子がお店やさんごっこをやっていたのに強制参加させられて以来、ときどき「らっしゃせー(いらっしゃいませー)!」と叫んでお店屋さんごっこをしようとする。それが今日は午後中ずっとお店やさんごっこだった。自分で段ボール箱を持ってきてレジカウンターのようにして中に入り「らっしゃっせー!」と言う。どっちが客でどっちが店員だかよくわからないごちゃごちゃの設定で、途中から『商品にシールを貼る』という作業にはまり、絵本を一冊ずつもって来ては、小さいシールを貼る。

見立てる、ということが出来るようになってきた
ごっこ遊びと繋がることだけれど、単純なおもちゃ、木で出来たぱたぱたするやつなどをテーブルにおいて「ケーキ」とか「ドア」とか言ったりする。単純な形だけれど、それをなにかに見立てて遊ぶ、ということが出来るようになってきたらしい。けっこう抽象的なことだし、もっと先かと思っていたが、本人は楽しそうに遊んでいる。

包丁の使い方が上達している
料理をするときにいつも何かしら協力してもらっている。つい4ヶ月ほど前は、例えばパセリの葉っぱをつんでもらう、とかもまともに続かないでとっ散らかしていたのだけれど、近頃は包丁の使い方さえ上達してきた。「あぶない、あぶない」「だめ、だめ」と言いたいのをぐっと堪えて、よく見える場所で、自分もちゃんとにゃんこの手で食材を押さえて切るのをみせていたら、「にゃっ!」と言いながら猫の手で押さえて切れるようになってきた。とはいえ数回に一回は指を切る。指を切るが、全く泣かないし、騒がない。血が出ると「あれれ」と言うこともあるけれど、指が切れていることよりも食材を切ることに集中している様子。

自分で服を着る
普段は裸族なのか、服を着たがらない。出かける時間が迫ってきたりすると実力行使で無理矢理着せることも多々。本当は自分で着てほしいし、それを待ってあげたいけれどなかなかできない。ところが今朝、「ゴミだしてくるからちょっと待ててね』と、ほぼ裸の小さい人に言って出かけようとすると、「いっしょ! いっしょ!」と言いながらあわてて自分でズボンをはいてジャンバーを引きずってきた。ズボンは前と後ろ反対だし、ジャンバーはチャックをあげられないけれど、自分で「着る」という行為に取りかかって終わらせようとした。できるじゃないの。ズボンは前後ろ反対のまま、一緒に手をつないでゴミを捨てにいった。なんだか幸せ。

言葉が増えている
今日はソファーの上に寝転がって「おなか」「ずぼん」「あんよ」「かみ」「みみ」「かお」… とにかく自分の身体にまつわる色々を触りながら言っていた。他にもたくさんの語彙が増え、言葉の爆発の時期、というのは本当だなぁ。家族の言葉だけでなく、テレビの言葉もときどきピックアップして繰り返す。よく読む本も覚えてきて、「じゅげむじゅげむ、ごこれれ」と、寿限無をちょっとだけ覚えていた。

おっぱいの量が減っている
この2週間ほど、おっぱいの量がぐっと減った。昼間、特に外出時にはおっぱいをあげないようにしていたところ(当然「おっぱいくれー」と騒ぐが色々ごまかした)、だんだんほしがらなくなってきた。一日家にいたりすると、ついついお互い甘えておっぱいタイムになってしまうが、それでも飲んでいる量はずいぶん少ない。特に夜寝る前には、ぎりぎりまで本を読んだりしていて、最後おっぱいに食いついて横になると3分くらいで寝てしまうので、ほとんど飲んでいない。

所有の概念が芽生えているらしい
これはママの、これはパパの、というのがわかっている。時々私がパパの服を着ていると「かりるー」と言って借りているのだというのがわかっているらしい。

「ひとりでやる」がすごい
例えば階段。ヒヤヒヤするのでついつい手を差し出してしまうが、「No!」と言って手を振り払う。これはだいぶ前からだけれど、最近では心配そうな顔で見上げてこちらがちょっと階段を上って近づこうとしようものなら、来るな! とばかりに「No!」という。いろんな場面でこれがおこる。手をだしたり手伝ったりすると怒る。

でも「いっしょに行く」もすごい
「一緒」という言葉を覚えて言えるようになったからか、いつも「いっしょ」といってついてくる。以前からきっとこうだったのだろうけれど「いっしょ」という言葉が言えなかったから、泣いてしがみついてくるとかで表現していたのだろう。

両足でジャンプが出来るようになってきた
まだ、どたん、どたん、だけれど、両足でジャンプして着地できるようになってきた。

親ばか備忘録です。

言葉の爆発、1歳9ヶ月

おかえりー!

3時間ほどの外出から戻り、玄関のドアを開けたとたん、階段の上から小さい人が叫んだ。一瞬耳を疑った。

え? なに? 今、おかえり、って言ったの?

と聞き返してしまったほど。あわてて靴を脱いで家に上がり階段を見上げると、階段の上のところで、小さい人がにやっとわらって「おかえりー!」とまた言った。

たった3時間離れていただけなのに、なんだかずいぶん成長したみたいだ。おかえり、なんていう言葉を口にしたのははじめてだし、私が帰ってきたことに対して言ってくれたのだ。なんだかすごく嬉しい。

小さい人は1歳9ヶ月になっている。このごろの言葉の爆発は凄まじいものがあり、いつの間にかいろんなことばを発している。2、3日前には「ママ、マテ、飲む」と3語文も完成していた。

会話ではまだ文章ではなく単語で答えることが多いけれど、私の言うことは完璧に理解しているみたい。

最近繰り返される会話はこんなこと。

「今日は何処へ行くの?」
「こうえん!」
「そう、じゃぁ、どっちの公園に行く?」
「あっち!」
「あっちの公園でなにするの?」
「(にやにや)シューッ!(滑り台)」
「そう、滑り台するの。あとは?」
「ボール!」
「ボール遊びもしようねぇ」
「おねえちゃん!」
「お姉ちゃんたちいると良いねぇ」
「(コクコクと頷く)こうえん! あそぼー!」

単語の数は爆発的に増えたけれど、正しく言えていないことも多々。それも可愛いのだけれど。

ばかん(かばん)
たかい(固い)
ぱそんこ(ぱそこん)

みたいに音が入れ替わることが多い。

それから近頃はよく「だいじょうぶ」と言うようになった。私がよく「大丈夫?」と声をかけるからかもしれないけれど、転んでも自分でむくりと起き上がって、「だいじょうぶ」。

うちの小さい人はあまり泣かないのだけれど、さすがにすごく痛かったりした場合はわーんと泣く。例えばどこかにぶつかってわんわん泣いていても、「わーん、わーうっ、だっ、だいっ、じおぶ、うぇーん!」みたいに泣きながら言ったりする。大丈夫じゃないときは大丈夫って言わなくていいんだよ、と言っても、だっ、だいっ、じおぶぅわーん!

こういうのをみると、可愛いけれどなんだか胸がぎゅっとなる。大丈夫大丈夫って、大丈夫じゃないときにも言い続けて最後にぺしゃんこになっちゃったりすることって、大人でもよくあるから。大丈夫じゃないときは大丈夫じゃない、って思いっきり泣いて甘えてほしい。私は甘えづらい雰囲気や環境を作ってしまっているのだろうか。

言葉の爆発、まだまだ続きそう。

小さい人のタイ人化

タイに帰ってきてまだ2週間ちょっと。小さい人のタイ人化がすごい。あっという間にタイ語を覚えた。

キンカーオ! (ごはんたべる!)
カー(はい)
ペッ(辛い)
アロイ(美味しい)
ガッバーン(家帰る)
マイミー(ない)
アンニー(これ)

実際に話すときには「Hambre! (お腹減った in Spanish)、Vamos(let’s go in Spanish)キンカーオ! (ご飯食べる in Thai)オッケー?」みたいな話し方をする。「マイミー」に至っては「ノーアイ (no hay)、マイミー、ないない!」とスペイン語、タイ語、日本語で同じことを連発で言う。もういったい何人なんだか… これも、わたしがついついごちゃ混ぜでしゃべってしまうのがよくないのだ、と反省。

タイ語の発音って子どもにとっては言いやすいのかも。

小さい人はどうやら人懐っこいと言うか、恐れを知らないと言うか、コミュニケーション能力が高いのか、誰のところにもどんどんいくし、誰が何語で話しかけても何となくわかって当たり前のように返事をしたりする。すごい。親はこんなに人見知りなのに。おかげで人見知りの私もいろんな人と話すきっかけになってとてもありがたい。小さい人に助けてもらいっぱなし。

先日、トークセンの修行のため(去年とったコースの練習)マッサージ学校へ連れて行ったところ、同じ学校で足マッサージを習っている人がたくさんいたのをみていたのか、いつの間にか足マッサージをそれっぽくできるようになっている。足の間に座り、タオルをかけて、そのうえから「もみもみもみ」と言いながら足をもんでくれる。マッサージの最後によくやるチョップチョップチョップも出来るようになっていた。

将来、小さい人と一緒にマッサージ屋でも出来るかなぁ。

17ヶ月、言葉追加分

おとといの夜から突然、「あぺ、あぺ」と言うようになった。ずっと言ってる。なんだろう、あぺ、って。

手話は、もうわたしがあまり新しいのを覚えていないのもあってほとんどアップデートされず。最新のインストール分は

  • アボカド

わたしがアボカド中毒で毎日アボカドを食べているため、頻出単語はすぐ覚えるみたい。

今日は午後から雨。

窓の外の雨をみて、めめー(あめ)と言う。

雨の音を聞きながら夕食の準備。タルタの生地をこねて延ばすのを少し。それから具をのせて包むのも一緒に作業をした。

珍しく、二人とも絶叫することなく、作業ができた。すごい進歩。