ヨガマットを隠す娘

毎週木曜日はヨガの日となった。仕事の後にヨガに行く、ということはつまり、晩御飯と寝かしつけはナニーちゃんに外注することになる。

木曜日の朝、ウキウキしながらヨガマットを準備していると、娘がどこからかやってきてヨガマットを隠す。必ず隠す。

「なんでかくしちゃうのようー。」

というと娘は笑いながらこう答えた。

「いってほしくないからー」

はっとした。うん、すごく、わかる、覚えてるその気持ち。

子供の頃、父親は日曜日は毎週ゴルフだった。朝早くから行って夕方遅く帰ってくる。学校がお休みで一番一緒に居られる日なのに、ゴルフに行ってしまう父。

「ゴルフきらい」

って言っていたのを覚えてる。だからといってゴルフクラブを隠したりしたことはないけれど、でも、たぶん木曜の朝の娘の気持ちとおんなじだったんだ。

「さみしいようー、いってほしくないようー」

って泣く私に優しく微笑みかけながら「さびしいーだよ」って言直す父の顔を覚えている。日曜日のゴルフや、出張で出かける時など、いつも父親が出かける準備をする側で泣いていた。

「さみしいようー、いってほしくないよぅー、いかないでー」

娘よ、母も同じ気持ちをたくさん味わってきたよ。すごくさみしいよね。四六時中、できるだけいつでもくっついていたいのに、お仕事なら我慢するけど、ゴルフなんてすっぽかして自分と一緒に居てほしいって、母も小さい頃に思っていたよ。すごくすごくよくわかる、その気持ち。

でも、ヨガは行くよ。ごめんね娘。

 

アルゼンチンの永住権はどのくらい国外に出ていると消滅するのか

アルゼンチンの永住権を持っています。いろんな国では、よく1年のうち半分以上住んでいないと永住権がなくなる、とかいいますが、アルゼンチンは「2年に一度入国すれば良い」って聞いていました。

情報ソースはネット上のアルゼンチン在住外人コミュニティや、移民弁護士のサイト、とかそういうところです。場所によっては3年に一度でいいって書いているところまでありました。また、以前友人が永住権申請の際に、2年に一度来ないといけないのか、という件についてイミグレの窓口で聞いてもらったことがあって、その時の話では「2年に一度入国しないといけないけど、まあ、なくなってもまた申請したら取れる」って話でした。

私もまあこれを信じて、2年前にアルゼンチンに一度行きました。DNIとパスポートで入国して、別に何にも問題なかった。そして、今年、またそんな時期がやってきたので、行こうかなーと思っています。でも時期が微妙に行きづらい。仕事休むとごっそり給料が減るので休みたくない。3年でいいなら延期したい、とか思っているわけです。

でもこれといって正確な情報ソースがでてきません。

そんなわけでイミグレにメールしてみました。「2年とか3年とか聞くけど本当のところはどうなの? って」。そしたらなんと当日中に返事が来ました。すごい、アルゼンチン、速い。

簡単に言うと「Ley 25871(PDFにリンク)っていう法律の62条に書いてあるけど、1年だよ」っていう返事。

えっ! 1年!

もうだめじゃん。でも前回1年以上2年前で大丈夫だったよ? その法律2004年のだけど、わたしこないだ行ったの2014年だよ?

と思って、条文を読んでみました。ここに抜粋コピペします。スペイン語わかる方は直接読んでみてください。

ARTICULO 62. La Dirección Nacional de Migraciones, sin perjuicio de las acciones
judiciales que correspondieran deducir, cancelará la residencia que hubiese otorgado,
con efecto suspensivo, cualquiera fuese su antigüedad, categoría o causa de la admisión y dispondrá la posterior expulsión, cuando:

(中略)

c) El beneficiario de una radicación permanente hubiese permanecido fuera del Territorio Nacional por un período superior a los dos (2) años o la mitad del plazo acordado, si se tratara de residencia temporaria, excepto que la ausencia obedeciere al ejercicio de una función pública argentina o se hubiese generado en razón de actividades, estudios o investigaciones que a juicio de la Dirección Nacional de Migraciones pudieran ser de interés o beneficiosa para la República Argentina o que mediara autorización expresa de la autoridad migratoria la que podrá ser solicitada por intermedio de las autoridades consulares argentinas;

スペイン語忘れてる…。

ちょーざっくり訳すと、「以下に該当する場合はレジデンシアをキャンセルするかも。うんたらかんたらなんたらかんたら、2年以上国外にいる人」。

ってわけで、2年だとおもいます!

即日メールの返事をくれた担当者はご親切に条文まで指定してリンクまでくれて「1年」ってメール本文に書いてましたが、条文には2年ってあります! これを信じて、2年経つ前にアルゼンチンの土を踏みに行こう。いくらまた取れるって言っても、あの手続きもう一回やるのはごめんだ。

6歳臼歯が生えてきた

うちの子まだ5歳と3ヶ月なんですが、6歳臼歯が生えてきました。ちなみにまだどの歯も抜けていません。

いつのまにこんなにおっきくなったんだろう。もうあかちゃんじゃないんだなあー、もうあっという間に大きくなって手が離れてしまうんだろうなぁ、って思っていたら娘が不思議そうにぽつり。

「どうしてちょっと悲しそうな顔をしてるの?」

いや、すごくすごく嬉しいんだけどね、なんだかちょっと寂しいの、赤ちゃんじゃないんだな、って思うと。っていう話をしながら、うちの子は微妙な表情をちゃんと読む能力はあるのかな、ってちょっと安心した。

生えてきたばかりの歯は柔らかくてすぐ虫歯になるから、フッ素入りの歯磨きで自分で丁寧に磨くんだよ。そしてちゃんとクチュクチュぺーするんだよ、っていう話をしました。

いままで、ときどき歯磨き粉を食べてしまう(美味しいらしい)娘対策として、フッ素の入っていない歯磨き粉を使っていましたが、「これは食べてはいけない」というのを徹底してちゃんとうがいさせるようにしようと思います。

そういえば、一つ虫歯を作ってしまいました。なんか虫歯っぽいなーと思っていたので歯医者にチェックに行ったらやっぱり虫歯。小さかったのでその場で削って詰めてもらいましたが、泣かずに我慢できていました。

大きくなったなぁ。

成長記録でした。

久しぶりにヨガやったらとても辛かった

転職して引っ越して以来はじめてヨガクラスに参加した。最後にちゃんとヨガのクラスに出たのはいつだろう、と思い出してみると、おそらく1年くらい前にヨガの先生がインドに旅立つちょっと前以来じゃないかと思う。

現在超大都会に住んでいるので、そこらじゅうにフィットネスクラブやヨガスタジオがあって、ヨガには全然困らないはずなんだけれど、ずっと困っていた。

なぜなら、私がやりたいヨガはシヴァナンダヨガであって、フィットネスクラブで流行っているような、ホットヨガとか、アシュタンガとかにはとりあえず今の所は興味がない。しかし、シヴァナンダヨガを教えてくれる先生は結構少ない。

たまたま、シヴァナンダだけをやっているヨガ道場的なところを発見したので、飛び込みで行ってみた。実は、以前の先生以外からシヴァナンダヨガを習うのは初めてで、先生曰く「世界中どこのアシュラムへ行ってもシヴァナンダヨガの教え方は同じ」っていうのを今回初めて体験した。

もちろん細かい教え方は微妙に違うけれど、順番は同じ。チャンティングから始まって、先生が歌って、それからカッパラバッティ(鼻から勢い良く息を吐く呼吸法)、片っぽづつやる呼吸法、太陽礼拝、それから頭立ち、とまあ同じステップだった。

シヴァナンダヨガは頭立ちは衝撃的だけれど、それ以外なんだかすごいアクロバティックな奴はあんまりなくて、動きも激しくなくて(ポーズをとったらそのままとまってるだけなので静的)、あんまり辛くない、はずだったんだけれど、久しぶりにやったらめちゃ辛かった。

まず呼吸するときの腹筋が疲れて最後までちゃんとできない。太陽礼拝はなんとかこなしたけれど、前はできていた頭立ちが半分しかできない(足を自力で伸ばせない)。そしてなんと、ブリッジができなくなっていた。ブリッジをやろうとしてできなかったのは、物心ついてから初めてなので、すごい衝撃だった。お尻はもちあがるんだけれど、腕が全然ダメ。頭が床から離れないし、背中を持ち上げるだけでももう超辛い。

しかもその後、フィッシュポーズのあたりで吐き気を催す。これは、何か健康なことを始めた時に起こる反応で、しばらく続けているとなくなる。超痛い足裏マッサージとかやると同じことが起こる。

こんなに体がなまっているとは思わなかった。

翌日は筋肉痛。家で一人ヨガしようと思ったけれど全然できない。

今回見つけたヨガ道場は、瞑想の時間が少ない。先生がなんか語ることもないのでちょっと物足りない。以前のヨガの先生は、瞑想の時間を長めにとってくれたし、禅問答みたいなことをすることも多かった。あとまあ、基本現地語オンリーのクラスなので、わたしの言語力じゃきついってのもある。

でも、シヴァナンダヨガをやれてすごくすっきりしたので、せめてまたブリッジができるように、頭立ちが一人でできるようになりたいので、週1回通うことにした。続けるぞ。

娘の、悲しんで(怒りとして表現して)いる人への対応にはっとした

以前娘がプレゼントしてくれたネックレスが絡まった。細いシルバーの糸をよりあったものに淡水パールを通したものが数本まとまっているもので、すぐ絡まる。

こんなのだけど、チェーンじゃなくて糸(しかも細い糸)なので絡まりやすい。多分ハンドメイドのもの。

解こうとしてもなかなかほどけない。どんどんからまっていく。

娘が選んでくれたのに、大事なものなのに、どうしてこうなっちゃったの。

涙が出そうになりながら必死に解こうとしても解けない。だんだんイライラしてきて、もうぐちゃぐちゃっ、キー! ブッチン、バラバラバラー! ってやってしまいたくなる。

「なんでこうなってるの!」
「解けないよー! もうやだよー!」
「なんでー、なんでー! なんでこんなぐちゃぐちゃなのー!」
「だいじなものなのになんでぐちゃぐちゃなの!」
「だれがやったのよう! なんでなのよう!」
「せっかく娘がくれたのに!!!」

なんて悲しみを通り越して怒りで叫びながらほどこうとしていたとき、むすめがそっと私のそばに座って、私の背中や肩に手を置いていった。

「だいじょうぶだよ、ゆっくりじかんをかけてやれば、いつかきっとほどけるから」
「わたし、おこってないよ。わかってるよ、ママがわるいんじゃないよ」
「いまできないなら、あとでまたやったらいいよ」
「だいじょうだからね」
「悲しいよね」

とても穏やかに優しくそう言って私の背中を撫でてくれる。なみだがぽろんとでた。

私は、反対の立場だったら娘みたいにしてあげられる自信がない。自分に相当余裕がないときっとできない。

「ちょっとかして、解いてあげる(できるかどうかわかんないけど)」といって取り上げる。
「イライラしないの!」って逆ギレする。
「せっかくプレゼントしたのに、大事にしてよね」ってせめる。
「なんでぐちゃぐちゃにしちゃったの」って悲しんでみせる。
「落ち着きなさい」って命令する。
しまいには「うるさい! 文句ばっかり言わないで!」っておこる。

私ならこんな対応をしてしまう。これって、毒親の典型例で、親業トレーニングとかでは「やってはいけない例」としてあげられている行動。わかっているんだけど(本読んだから)でも、やっちゃう。

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それに愛着障害のある人は、悲しんでいる人を見ると怒りを覚える、っていうが、私はまさにそれなんだと思う。

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娘のとった行動は「共感を示す」「ボディタッチをする」「明るい未来を見せる」「悲しみと怒りを理解して受け止める」「責めない」。

もうどっちが親だかわからない。

5歳でこんな大人の役目を負わせてしまっている自分がとてもとても情けなくなった。子供の頃に大人の役目を背負わされた人は、愛着障害になりやすいという。例えばそれはうつ病の親だったり、夫婦の問題を子どもに相談する親だったり、小さい兄弟の世話を任されたりした人だったり、という場合だ。

私ももしかして同じことをしているんじゃなかろうか、っていうかこれはしてる。娘が人に共感を示す(感じるだけでなく表現する)ことができる人間になっているというのはとても喜ばしいことである反面、自分の子供みたいな反応と、いかにも愛着障害のある人的な逆ギレ反応をしていることにすごく反省した。

ちなみに、寄り添ってくれた娘の横で、黙々とやっていたら最終的にネックレスは解けた。

「やったー! ほどけたよ! よかったー! うれしいよぅ!」

と喜ぶ私に娘。

「よかったね! 言ったでしょ、ゆっくりやれば解けるって」

と言ってくれた。

本当どっちが大人だかわからん。

5歳ちょっと、娘の言葉メモ

おめめつぶってもあたまのなかでえが見えるよ。おめめあけてても、あたまのなかでえがみえるよ

(絵のない童話を読み聞かせしてもらいながら目をつぶって)頭の中に絵を描いてるの。

ママにしかられると、からだぜんぶがちょっとびりびりってなるの。

おおきくなったらままとけっこんする。

かみさまおほしさま、ままちゃんがげんきでいますように。

ぷりんせすになりたい。

ままちゃんももんてっそーりのがっこういかないとだね。ゆっくりやるんだよ。いそがなくてもなくならないから、ゆっくりていねいにやるんだよ。

わるいことしたらおしいれにいれてね(押し入れ入るの好き)。

(新しく買ったETCカード的な端末を使う前に私が「これ、ちゃんと動くのかしら、ピッて通るのかしら、心配だわー」といったのに対して)そんなこと言ったら機械ちゃんがしょぼーんってしちゃうでしょ。きっときちんと使えるよね、楽しみね、って言ってあげないといけないよ。

(一緒にプールに入らない友人の父親に対して)いいお天気だよ、お水は冷たくて気持ちいいヨォ〜!

 

ぷんぷんままちゃんじゃなくなった

2年半ほど前の私は、まるで鬼でした。生理前に限り。

朝起きると、理由もなく起こっているのです。体の中から怒りが爆発していて、家事をしながらほうきやしゃもじでその辺をぶん殴ってバキバキにしたりしていました(いまだに欠けた木ベラを使っています)。子供が2歳になる前くらいから始まったそれは、今までの人生で感じたことのないほどの衝動でした。

衝動的に子供を殺めてしまう母親のニュースを見て、全く他人事じゃない、とぞっとしました。私だってやりかねない。子供殺しの母親と、まさに紙一重のところにいる、と本当に怖くなりました。

その怒りの衝動の中にいながら、「この怒りに理由はない(子供や誰かのせいではない)」ということは冷静に理解していて、なにかこれはおかしい、異常だ、と調べ始めたのがPMSとの付き合いの始まりでした。

生理周期はだいたい一ヶ月なので、毎月いろんな実験をしました。周期ごとに特定の食べ物を食べたり、避けたり、そういうことをくり返えして、総合的に一番効果が感じられたのがブラックストラップモラセスでした。そして、安全だと安心できる肉以外を避けること(オーガニックやグラスフェッドとある肉以外)、あとはヨガ(シヴァナンダヨガがよかったです)。

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それでも1年半くらい前までは、ときどきモラセスをさぼると、やっぱりイライラプンプンすることがあって、その度に娘が「ママちゃんモラセス食べてー。プンプンのお薬食べてー!」というものでした。ママの絵を描くと、プンプンしているママだったりしました。

最近、ママに関する絵本を何冊か買って一緒に読みました。中身を確認できないままアマゾンのレビューをもとに数冊買いましたが、読んでみると「ママは怒るからきらい」「ママが怒鳴った」から始まって、さいごは「やっぱりママが好き」と終わるものたちでした。

それを読みながら、娘に「ママ、怒る?」「ママ、怒鳴る?」「ママに気持ち言えないことある?」と娘に聞いてみたところ、「んーん」という答えが返ってきました。

2年前は、いつも怒っているプンプンママちゃんだったのですが、今の娘の中で私は、あんまり怒ることがないママ、になっているようでした。フルタイムで仕事を始めてからは一緒にいる時間も減っているので、その影響も気になっているところですが。

モラセスさん、ありがとう…

PMSになったおかげで、自分の体とか、気持ちとか、そしてそれらが娘に及ぼす影響とかを比較的冷静に考えられるようになったおかげで、今があるんじゃないかなぁ、と思います。あそこまでひどい怒りの衝動じゃなかったら(ちょっとした不調程度だったら)、何かがおかしいってことに気づかなかったかもしれません。

怒ると叱るをちゃんとわけてわかりやすく表現できるようになるのが目標です。

 

もう爪は折れません

一ヶ月前、3週間にわたる出張先でモラセスを入手できずに爪がボロボロでした。帰国間際に現地でモラセスを発見、毎日せっせと食べるようにしてしばらく、もう爪は全然折れません。今は5ミリくらい伸ばしているけれど、自前の爪で折れないし割れない。

爪が折れる時は、たいてい、爪の白いところとピンクのギリギリのところから割れてきます。人差し指と親指によく起こります。それから、なぜかずーっと、右手の薬指の爪だけ縦に筋が入っていて、栄養が足りなくなると、縦に割れてきます。他の指はこれはないです。

モラセスさんありがとう。

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子供のことを想う

私は自分の子供が生きづらさを抱えて生きていくことになることをできるだけ避けたいと思っている。自分自身がとても生きづらかったから。思春期も、それに続く20代も、いつも生きづらかった。

その理由が今ではなんとなくわかってきた。多分、愛着の問題だ。

今まで5年間は、娘に安定した愛着を持って欲しいと思ってやってきた。でも、それをやっている私自身が不安定な愛着の持ち主だ。幼い頃に父親と死別し、残った母親とはうまくいかなかった。安全基地を持たないまま大人になって、安全基地を持たないまま子育てをしている。

まず第一に、娘が成人するまで、できれば24、5までは絶対に死んではいけない、と思っている。死別はもう取り返しのつかないことだからだ。

でも、死はいつでもやってくる。そのために、もし私なしで育つことになってもいいように用意をしておきたいと、心の底から思っている。死ぬことについて準備をするというと、周りは「そう簡単に死なないから大丈夫」とか「大丈夫? なんかあったの?」なんてことをいう。別に私は死にたいわけではない。こんなことを考えるのは私のためではなくて、もしもことが起こったときに娘に対する影響を最小限にするための保険みたいなものだ。

たとえば、カウンセラー的な人と事前に契約をしておきたいと思う。そういうサービスってあるだろうか。親に死なれた子供には専門家のヘルプが必要だ。私にはそれがなかった。そういうひとを手配しようとしてくれる大人もいなかった。田舎のことだからスクールカウンセラーもいなかった。

それから、もう一人の親との愛着もきちんと形成しておきたいと思う。でないと、仮に私が死んだ後、残った人たち同士でうまくやっていけない。そうなった場合一人取り残された娘は死ぬほど辛い思いをして生きていくことになる。

娘の心の中に、いろんな種を植えておきたいと思う。娘がいつも心の支えとできるようなもの。

娘が後始末をする必要がないようにシンプルに暮らしたいとも思う。

安全基地を持たないからかいつも移動をするわたしについて歩く娘の心は、おそらく一つの土地でずっと暮らしている子供より、ある面では脆い。できるならば、どこかに落ち着いて、腰を据えたいといつも思っているが、今の所私自身がそれを見つけられない。

ときどき怖い夢を見たと言っておきてきて私にしがみつく娘を見ると、胸がキューッとなる。怖い夢は、移動した時にときどき見るらしい。ひとりぼっちの夢。私たちのHOMEをみつけたい。

いつも、自分は毒親になっていないだろうか、と不安になる。娘の愛着に傷をつけるようなことをしていないだろうか、と。そして、それを気にするあまり甘やかし過ぎていないだろうか。生きる力をつけてやれているだろうか。自分の感情に気づいて、それと向き合う術を見せているだろうか。そんなことばかり考えている。

気持ちのメモ。

ブラックストラップモラセス抜きの不調

現在出張中、2週間目です。モラセス持ってくるのを忘れました。あんなねっとりした液体の入った瓶をスーツケースに詰め込む気がしなくて、まあ現地で買えるだろうと思って持ってきませんでした。

ところがそう簡単に入手できないわけです。旅行あるある。

一応念のため、ブラックストラップモラセスのカプセルも持ってきたのですが、これは過去の実験からも明らかなように、本物のモラセスほどの効果はありません。

今回出た不調。

ヘルペス&爪がボロボロ。両手合わせて5本くらい爪が割れたり折れたりしました。こんなの久しぶり。

出張中のためほぼ外食続きで、若干栄養が偏っているというのもあるかもしれません。とはいえ、朝は果物とオムレツ、ランチはそれなりに野菜がたっぷり、お肉もたっぷり食べているので、決して「毎日ピザ食べてる」とか「毎日ラーメン」みたいな感じではありません。

ものすごーくちょっとづつ生理になりました。ちょっと満月には数日早い。PMS期の怒りはありませんでした。

生理の重さ、PMSの酷さは、前回の生理中にどれだけエストロゲン様物質を取るかに影響される様な気がします。

本日、たまたまヘルスフードストアを発見して、モラセスを入手しました。今回は初めての南アフリカ産。しかも、「こういうのあったらいいのになぁ」と思っていたチューブタイプです。瓶からスプーンですくうというのは衛生的にも利便性からもあまり良くないなぁと思っていたので、これは嬉しい。お土産にいっぱい買って帰ろうかかな。600円くらいだし。

体調がもどるといいなー、と願いつつモラセスを食べました。単なる体調記録でした。

フルタイムで仕事に復帰したら生理周期が延びた

在宅勤務やニート母親だけをやっていたころは、満月排卵新月生理という生物としてとても自然なサイクルになっていた私の体ですが、フルタイムで仕事をするようになって、生理周期が32日程度(妊娠前にフルタイムで働いていた頃と同じ)になりました。

イライラもありません。でもなんというか、自分エストロゲン足りていないな、って感じがします。女性的な感じがなくなってなんだか痩せてしまったし、全体的にパサパサな感じがします。

仕事はとても楽しくて、ストレスやプレッシャーはあまりありません。いや、あるかなぁ、期待に応えようと思う気持ち。基本的にとても働きやすい職場で、人間関係も良好です。仕事に復帰して、自分と子供を養えるだけの収入を得られるようになって、とてもとても幸せです。

自分で自覚しているストレス要因は、通勤です。電車その他を組み合わせて片道30から40分。これが結構ストレスになっているような気がします。

豆乳やざくろを避けてきたけれど、ちょっとは外から投入してやらないといけないような気もします。自分の体で十分にエストロゲンを作れていない感じ。

以前はエストロゲン多すぎで困っていたのに、今度は少なくて困っています。体って本当にいろんなものに影響されているのだなぁ。

次の生理ではどんな実験をしようかな。

鶏肉が生理に影響する理由はなんだろう

私の体を使っての実験の結果、タイ産、ブラジル産の鶏肉では、生理がすごく重くなったり、排卵日に這いつくばるほどの激痛に襲われたり、ということがほぼ必ず起こることがわかっています。

それを、私はずっと「鶏肉を育てるのに使われている成長ホルモンのせい」だと思っていました。ブラジルは使っていないって言っているけれど、でも私の体が、ブラジル産は安全じゃない、って言ってるもん、と、まあ、非科学的な反応をしていたわけです。

でも、はた、と思い立ったのです。

成長ホルモンって、寝る子は育つ式のもので、性ホルモンとは別物だよね? なんで今まで気づかなかったんだろう。

で、調べてみました。海外産の鶏肉からはエストロゲンが検出されている、というのは本当っぽいのです。でも、エストロゲンをブロイラーの鶏肉を育てるのに使うのは特に意味がないようで(早く成長するわけではない)、実際使われているのは成長ホルモンらしいのです。

じゃあ、そのエストロゲンはどこから来たのか、というと、鳥産が食べている餌。もともとはエストロゲンでいっぱいおっぱいを搾り取られた牛さんたちの肉や骨、ということのようなのです。

つまり、多分、ブラジル政府が言う通り、ブラジル産の鶏肉には成長ホルモンは与えられていない、のかもしれません。でも、ブラジル産の鶏産たちが食べているご飯に、エストロゲンがいっぱい含まれているのかも、しれない。

もうそこまで行くとよくわかりません。メーカーに問い合わせても「成長ホルモンは使っていません」っていうでしょう。そしてそもそも、私の生理に影響しているのは、成長ホルモンじゃなくてエストロゲンなんだろう、と思います。

ということは、メーカーに問い合わせるべきは、成長ホルモンを使っているか否かではなく、どんな飼料を与えているか、ってことなんだろうと思います。ああ、今まで、目の付け所が間違っていたのかもしれない。

今まで娘には学校給食で鶏肉を与えていませんでした。今回転校して、鶏肉問題で、先生方が安全なお肉(私も知っている、一般的に安全だと言われているブランドの鶏肉)のみを使っている、ということだったので、自分の判断で食べても良いことにしました。

でも、一抹の不安。メーカに飼料について問い合わせようと思います。また、次の生理周期は、自分の体を使ってそのブランドの鶏肉を食べて実験してみようかと思っています。それで這いつくばることになったら大変なので、一応仕事のスケジュールを見ながら。。。

転職と引越しとストレス

転職した。

職場の理解があるので、定時より先に上がって残りは自宅で、というのを認めてもらっている。とはいえ、朝は8:15に幼稚園に送り届け、9:00出勤、15:45に職場を出て16:30にお迎え、という生活。

もう、ぎゅうぎゅうに忙しい感じがする。

幼稚園は基本15時までで、エクストラでお金を払って16:30まで預かってもらっている。でも、ほとんどの子は15時で帰るので、娘は「どうして私のお迎えはいつも遅いの?」と寂しく感じているそうだ。

転職したために、引っ越しもした。とても穏やかでのんびりとした緑にあふれる街から、とんでもなくカオスな大都会に。3ベッドルーム庭付き一軒家から、ワンベッドのアパート(まだ仮の宿)へ。

引っ越しを決めた時、のんびりとした街の友人からは「子供がかわいそう」「ていうかあなたもかわいそう」みたいなことを散々言われた。

そう言いたくなるのはわかる。この街は子供向きではないし、そして、そんなに長時間幼稚園に預けて、子供にとってもかなりのストレスになるであろうというのは、私も想像していた。

朝の2時間、そして夕方3時間、1日のうち5時間だけが、目覚めて一緒に過ごす時間だ。実は前の街でも、週に2日はエクストラカリキュラムとかで4時半まで、ということもあったので、それほど変わらないといえば変わらない。でも、気分的に全然違う。学校からうちまで車で5分で、ちょっと走れば緑豊かな山があったり、広い家があったりする生活とは違うから。

それに、前職を退職してから新しい職場で働き始めるまでの1ヶ月ほどは、一日中常に一緒だったので、その頃とのギャップもかなり大きいのだろう。

まだ1週間も経っていないが、娘の表情はちょっと暗くなった気がする。学校が終わる頃にはぐったり疲れている。なんだか疲れた顔で、前の街に帰りたいとか、アルゼンチンに帰りたいとか呟く娘に心が傷む。

新しい学校でも最初の3日はすごく楽しそうにいきいきとして帰ってきた。でも、何日も続くうちに、ママといる時間がすごく減った、というのに気づいてしまったんだと思う。

それでもこの転職は、私にとってはとても魅力的なものだった。仕事の内容も、そして将来につながるステップでもあるということも。

何よりも母親が幸せそうにしているのが一番だ、という意見もある。私もそう思っている部分はあるし、いろんな人にもそう言われた。今はそう思って、自分のキャリアのために仕事を選んだ。でも、一人で自己完結して幸せそうにしている母親を憎く思った経験のある自分には、少しばかりモヤっとした気持ちもある。

迷いはない。短期の契約だけれど、それでもこの仕事を選んで良かったとおもうし、こんなチャンスは逃したら二度とない、という思いもあるので、後悔もしていない。でも同時に、娘を思って胸が痛む。

ずっとフルタイムで働いているママとかは、こういうのを乗り越えてきたんだろうな。辛いね。

お友達を作るマジック

実は仕事の都合で違う街にうつった。だから娘も転校。娘はまあ、少しづつだけれどちゃんと友達を作れるらしい。どうやって友達作るのか聞いてみた。

娘「あのね、マジックがあるの」
私「へえ、どんな?」
娘「こうやるの」

といって娘は両肘を伸ばして手を組んでモジモジしはじめた。そしてはにかみながらちっちゃい声で「一緒に遊んでもらえませんか?」という。

娘「こうやると一緒に遊んでくれて、それでお友達になれるの」

娘曰く、こうやって1日に一人くらいづつお友達を作るらしい。1日に一気にたくさんお友達を作ると、対処しきれなくなるので、1日一人か二人、ちょっとづつゆっくり友達を増やすのがいいらしい。

今日は新しい学校の初日。お友達が二人出来たらしい。お名前は? ときくと、わかんない! だそう。お名前を覚えなくてもお友達はお友達。先生からも、あっという間に馴染んで楽しそうにやっている、とのこと。よかった。

ちゃんと見ないとカラカラになっちゃうよ

娘とおしゃべりをしていて、私が面倒臭くなって何か別のことをやりながら適当に返事をしていたら、娘が

「ちゃんと見ないとカラカラになっちゃうよ」

と言った。すごくストレートに、普通に言った。

ハッとした。

話をする時は相手をきちんと見て話そう、なんて、とても当たり前のことなのに。娘がモジモジして人の問いかけに答えない時に「失礼ですよ」とか言っているのに、私自身が死ぬほど失礼なことしてた。

話す時に見てもらえないと、心がカラカラになっちゃう。そうだよね。

神様のグミ

うちの小さい人は、日本に滞在中はキリスト教系のモンテ幼稚園へ入れてもらっている。そこで、キリスト教っぽい教育を受けるので「神様」」とか「お恵み」とかいう言葉を発するようになる。

娘「おめぐみ、ってなんだか知ってる?」
私「なんだと思う?」
娘「おめぐみってね、グミなんだよ」

子供の世界はとても面白い。

先日、図書館で借りてきてこんな本を読んだ。

2歳から5歳まで
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コルネイ・И. チュコフスキー
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時間がなくて読みきれなかったのだけれど、子供がとらえた世界を子供なりの言葉で表現している話がたくさん書かれていてとても面白い。子供にとって、知らないものの概念を持つことは不可能なわけで、知っている概念で世界を解釈し、子供なりの文法的なルールを見つけて自分語としてつくりだしてく。

ロシア人のかいた本なので、ロシア語の知識があったほうがもっと面白いと思うのだけれど、翻訳でもそれなりに伝わってきた。

うちの小さい人も、自分なりにいろんな言葉を作る。

スペイン語では、Papá、mamáと二つ目のパとマにアクセントをつける。だから、パパ、ママ、のあとにbabá(バ)と二つ目のバにアクセントを置いてばあばをよんでいた。あとは、パパとママをまとめてマパとかパマとか呼ぶこともある。

英語では、たとえばtidy upといった2つの単語がセットになった言葉は、娘にとっては一つの単語らしく、Tidy-uppingというように言う。私は今tidy-upしているのだから、tidyuppingなのだ。

「かみさまのおめぐみ」が「グミ」となってしまうのも、今の彼女の世界の捉え方なのだなあ、と思うととても可愛い。

寒い冬にモラセス生姜湯

今実は日本に来ている。しかも、40年ぶりの大寒波も来ているらしい。風邪ひきそう。

喉がイガイガし始めたので、これはやばい、とおもって生姜をおろして蜂蜜とお湯で生姜湯を作った。で、寒くて硬くなって食べるのが面倒になっていたモラセスが目に付いたので、生姜湯にモラセスもとかしてみたら、まずまずの味。

モラセスは体にいいのだけれど、決しておいしいものではなくて食べ続けるのが面倒になる。いつもはスプーン一杯を無理やり水やジュース(ビタミンCが含まれているもので飲んだほうが鉄の吸収が良い)で流し込むが、寒くなるとモラセスは固くなるし、しかも瓶の底の方のやつはなおさら硬いので、まずい気持ち悪い塊を飲み込むことになって、時々おえっとなる。

で、体調が悪くないと、ついついサボってしまって、次の周期に不調になる、の繰り返し。だから、まあまあおいしい、というレシピを幾つか覚えておいて損はないかな。

ということで、冬におすすめ。モラセス+生姜+お湯(多分蜂蜜とかレモンとかゆずとか入れてもおいしいのかな…?)。

今現在モラセスはもう空っぽになりそうで、瓶の底に残っているだけ。もうすぐ出国するので一本買う気がしなくてケチって食べてる。

そんなわけで、ちょっとモラセスは真面目に食べていない。でも、全然食べていないわけではなくて、少なめにたまに食べてる。

今回の排卵期は、関節痛がちょっとだけあった。といっても本当にちょっとで、立ち上がるときの足首の痛みを数回感じたくらい。最近感じていなかったから、あ、これはモラセス不足だな、って思った。風邪もひきそうだし、これは栄養が足りてない。

明日から大寒波らしいので、みなさんお気をつけて。

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モラセス信仰はプラセボじゃないかも

Amazonで「モラセス」と検索したら、今まで見たことなかったモラセスが出てきた。どうして今まで検索に引っかからなかったんだろう。とおもったけど、同じMeridianだった。パッケージ変わったのね。

アリサン モラセス 350g
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アリサン
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コメント欄でPMSにきく! 調子がいい! と書いている人が多くて嬉しい。

このブログにも、モラセスを試してみて、長年困っていたホルモンバランスが整って妊娠した! なんてコメントを頂いて、やっぱりプラセボじゃないんだ! となんだかうれしくなりました。

いいよね、もらせす。

排卵位週間前の湯葉懐石

現在排卵1週間前。湯葉・湯豆腐懐石料理をいただきました。とっても濃厚な豆乳で作る引き上げ湯葉に柔らかいお豆腐。豆腐田楽に、豆乳プリンに…ああ美味しい。

とっても美味しくいただいたのですが、懐石料理も終わりになって、はっと「これはやばいんじゃないか」と気づきました。

今まで、生理中(排卵1週間以上前)に豆乳やざくろジュースを飲むと、排卵が早まったり、排卵痛がひどかったり、生理が重かったりしました。今回はもう生理1週間前。この時期の豆乳尽くしはどんな感じに影響するのか気になります。今の所、生理後排卵までの間に豆乳摂取の実験はしたことがありませんでした。

大豆製品やザクロを生理開始直後から数日(つまり月経中)ちょっと多めに食べると、卵ちゃんがはやく熟して排卵が1週間程度短くなる(つまり生理周期が1週間短くなる)、という結果が得られています。また、生理中のイソフラボン摂取よりは実験回数が少ないのですが、月経終了後に豆乳をとると、排卵が遅れます。そして、たいてい生理から排卵までの間にイソフラボンやエストロンを摂取した場合、排卵日の症状がすごく辛くなります。

豆乳は生理不順やPMSに良いということが言われていますが、体感的にはかなり調整が難しいな、と感じています。日常的に豆腐、味噌汁、納豆などで食べている分にはあまり影響は感じませんが、豆乳を飲んだり、ざくろジュースをがぶがぶ飲んだりするとかなり影響が出ます。

さあ、今回はどうなることか。人体実験面白いです(時々辛いけど)。本当は今回は国産鶏肉実験をするつもりでいたのですが、この湯葉懐石で実験結果にかなり影響が出てしまうと思うので、国産鶏肉実験は残念ながら中止です。

心はむずかしい

親としてこれはいいのか悪いのかすごく微妙なのだけれど、人間としてとても心に触れることがあったので記録しておく。

私は9歳の頃に、ものすごく懐いていた父を病で亡くした。最近、様々な本を読んで気づいたのだけれど、私はその喪失体験から完全に立ち直っていない、未解決型であるような気がする。父のことを考えると未だに涙が出る。

先日娘と、「おとうさん」というテーマで話していて、ママのお父さんは、ママが小さい時に死んじゃったんだよ、という話をした。それは今までも何度も話したことがあるので、娘も知っている。

でもその時、わたしはぼそっと「お父さんに会いたいなぁ」って言ってしまった。

すると娘は、「お父さんごっこしよう! ママちゃんがおとうさんで、わたしがママになる!」という。そして私の隣に座って、「おとうさんー!」と話しかけてくる。

じわっと涙が出る。でも、娘は無邪気に「おとうさん、おしゃべりしようよ!」と話しかけてくるので、こちらも、お父さんとして返してやらねば、と思う。でも、一体なんといったらいいんだろう。

「先に死んじゃってごめんね、寂しい思いさせてごめんね」

という言葉が出てきた。たぶん、これは私が父に言って欲しかったことなのかもしれない。私は父に対してどこかですごく怒って幻滅していたんだと思う。私を大切だと言いながら置いていなくなってしまったことに。

娘の前で泣いてしまった。娘は、私が泣いているので、一緒になって泣く。

しばらくそうしていた後に、今度は娘が電話を取り出すふりをして「ぷるるるー、もしもし? 私、ママちゃんのおとうさんね」といってお父さんのふりをして私に電話をかけてくる。

私「もしもし、お父さん?」
娘「はいはい」
私「…ありがとう」

この子は私を救うために来たんじゃないか、と思ってしまった。

娘の前で涙を見せることとか、心の傷を見せることに対して、親としていけないことをしているんじゃないかという思いがある。娘をセラピストみたいにして頼って甘えてしまっているんじゃないか。そうすることによって、娘は甘えられなくなるんではないか、と。

だから、とても心を動かされたけれど、自分の弱さによる娘への影響もすごく心配な一件。でも忘れたくないので記録。