こどもに手紙を書いてみた

手書きのお手紙って嬉しい。

実は娘が生まれたときにメールアドレスを取得して、そのメール宛に度々写真やらちょっとしたことをメールしているのだけれど、それを読むのはきっとずっと大きくなってからだろうし、それを想定して書いている。

でも、今感じている気持ちは、今伝えた方がいいよなぁ、と思ってお手紙を書くことにした。今伝えたい相手が目の前にいるんだから。

ちょうど最近読み始めた「It’s OK Not to Share and Other Renegade Rules for Raising Competent and Compassionate Kids
」にも、「手紙を書く」という項目があった。

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こちらは、子供が行った言葉をそのまま紙に書く(つまり子供から他の誰かへ宛てて)、というもので、子供の気持ちを文字にして確認させると言う意図があるらしい。それもちょっとやってみようと思ったがいまいちうまくいかないので、まずは「お手紙」というものを理解してもらおうと、私から娘にときどき手紙を書くことにした。

折り紙にかいて畳んでシールを貼ったものを、お手紙入れ(布で作った壁掛けのポケット)に入れておく。娘は喜んでそれを開いて『読んで!』という。読み終わると満足そうにまた畳んで、大切そうに引き出しにしまう。

お手紙の内容はちょっとしたことだ。

○○ちゃんへ

きょう、ままは○○ちゃんがいたいのいたいのとんでけ、をしてくれて、とっても嬉しかったです。どうもありがとうございました。

ままより

こんなのや

○○ちゃんへ

○○ちゃんがだいすきです。

ままより

とか。

「お手紙」というのは、気持ちが文字になったもので、それを読み返すことによってその気持ちを何度も受け取れると言うすばらしいツールであるということを、なんとなーくわかってくれるといいなあ、と思っている。